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コロナウイルス抗体検査を受けた話

 先週、コロナウイルスの抗体検査を受けました。抗体検査を受けた理由は予防接種前に"現在までにコロナウイルスに感染したことがあるか"知りたかったため。予防接種してしまえば抗体を保有することになり、これまでの罹患については知ることはできなくなるので、予防接種を前に抗体検査を受けました。

 私が感染していたか知りたかったというのは、"感染していてもおかしくない"と思ったからです。私の日常は、仕事と寝床の往復のみで、都心に出るのは試験などで月に1回ほど。友人会ったり、外食をすることも控えているため、プライベートでコロナウイルスに感染するの可能性はとても低いです。しかし、今現在、看護師として働いており、コロナウイルス感染症の陽性者との接触は日常的にあります。これまで勤務時には毎日検温しており、発熱を含む何らかの症状が現れたこともなかったので、自分としては感染したことはないと思っていましたが、なんせ無症状の方も一定数いると言われているので、可能性はゼロではないと思っていました。

 抗体検査はスピッツ1本分採血するだけで終わるとても簡単な検査です。病院によって検査費用は異なりますが、私の選んだ病院では4400円でした。スイスのロシュ社のECLIA法を用いたもで、こちらの検査はIgGのみになります。現在の感染について知りたいわけではなく、これまでに感染したことがあるかどうか知りたかったため、IgGとIgMを両方調べられる迅速検査ではなく、感度100%、特異度99.81%である精密検査のこちらを選択しました。

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 結果は陰性でした。これまで何の体調不良もなかったため、当たり前と言えば当たり前の結果ですが、安心しました。常に感染リスクと隣り合わせの現場で働いていますが、適切に感染予防行動をとれば感染は防げるということです。もちろん、感染しない、他の人を感染させないという点において医療者として、それは当たり前のことですが、どんなに気をつけていても感染リスクはゼロにはできません。今後もしばらくコロナウイルスとの共存は続きそうですが、気を抜かず、感染対策をしっかり行っていきたいと思います。

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