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わたし百景⑥ 星空

星空と聞くと、一見どこでも見れそうな気がするけれど、
一面星がたくさんで、とても綺麗な
星空を最後に見たのはいつだろう。

大学時代に住んでいた土地には、
驚くほど街灯がなかった。
大きな車通りから1本でも脇道に入ると、
ほぼほぼ真っ暗だ。

そんな中で空を見上げると、
一面に星が瞬きしていた。

まるでプラネタリウムのようだ。

つらいことがあったり、バイトで疲れても、
空を見上げれば
たくさんの星が見守ってくれている。

「上を向いて歩こう」という歌があるけれど、
星空が綺麗であれば自然と上をむく。

大学帰りにも友達同士で
「空がきれいだよ」と
やりとりをしたこともあった。

少し栄えたところや都会では「夜景が綺麗」と言って下を見下ろしがちだけれど、
またいつか空を見上げて「綺麗」だと言いたい。

都会にはない、田舎の宝ものである。

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