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できる方法おしえます。❷着物の着方(前半)

2、着物の着方(前半)
1回目の復習は必ずします。肌着・長襦袢。着物を着て腰ひも、衿合わせ、
胸ひもまで。反復して90分間、できるまで何度もやります。生徒さんの手の動かしかたも見逃しません。

着物を着るときに一番重要なのは、その着物が自分のからだのサイズに合っているかどうかです。多少は補正や着付け方法でなんとかなりますが、限度はあります。


「えっ?????」
「着物ってサイズあるんですか?」
「洋服と違って、着物って巻くだけで着れるんですよね??」
と、思っているひと、非常に多くいらっしゃると思います。


たとえばの話です。
とてもふくよかなひとが、サイズの小さな着物を着るとします。
「着物がきゅうくつで入らない!」というふうには、感じません。

ところが、着物とからだは「この線をここに合わせる。その部分をこちらに持ってくる」と言う決まり事がいくつもあります。そうしないと、ずるずると落ちてくる、すなわち俗に言う「着くずれ」の原因となります。

サイズ(寸法)が自分の体型に合っている着物なら、手順さえ覚えたらわりとスイスイ着ることができます。そうでない場合は、どこかをずらしたり、押しこんだり、綿密な作戦を立てて挑むことになります。(ただ着たいだけなのに)

着物の寸法がからだに合っているだけで、スムーズに着物を着ることができます。教室には、いろんなサイズの着物を常備していて、レッスンにおこしいただいたかたには、無償で貸し出ししています。


=ポイント整理=
・自分のからだに合った寸法(サイズ)の着物を着るのが一番簡単。
・多少の寸法差は補正や着付け方法でなんとかできるが工夫も必要。
・着物の形や、それぞれの部分には役割がある。
・着物を着るためには、決まった本数のひもや、小物が必要。
・着物だけではなく、ひもや伊達じめの長さも十分に足りるか確認する。
・まずは、手順をしっかり覚えるまで何度も同じことを練習。
・レッスンだけではなく、お家でも何度も練習して慣れることが大事。
・「むずかしくない。できる!できる!」と思えばできる(ほんと!)
・ひもの扱いがどうしてもむずかしい時は、ウエストゴムを使ってもよい。
・コーリンベルトは、使っても使わなくても着物が着れる。
・ストレスにならない方法、自分に合った方法で楽しく着物を着る。
・レッスン中の質問は何度でもオッケー。
・楽しむために着物を着るのだから、楽しく練習する。



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