【要約】AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
この記事を読むと・・・
・5%社員と95%社員の違い
・5%社員の考え方がわかる
・これぞ最強の習慣、がわかる
隙間の時間を学びに変える、通勤大学
今回は越川真司さんの書かれた「AI分析でわかったTOP5パーセント社員の習慣」について解説していこうと思います。この本は1万8000人ものサラリーマンを対象にその方たちが持っている共通点をまとめたものです。さっそく見ていきましょう。
1. 5%社員は過程ではなく目的だけを考える
普通の社員は目的に対してどう頑張ったかという過程を重視するのに対して、5%社員は結果がどうであったかということを重視します。
例えば頑張って進めていたプロジェクトが失敗してしまったしましょう。そんなとき普通の社員は「失敗しちゃったけど頑張ったからいい」とこれまでの過程を思い出しそれで満足してしまう傾向にあります。それに対し、優秀な5%社員は失敗したという結果を重視し、「なぜ失敗したのか、次はどう改善すべきか」ということを考えます。
普通の社員は結果に関係なく頑張ったというところで満足してしまうからそれ以上の成長ができないわけです。
2. 5%社員は弱みを見せる
常に自分はまだわからないことがたくさんあるという気持ちで、悩んだときは素直に相談したり質問したりすることが大事です。その方が部下からも上司からも信頼されやすくなります。
初めての人と関係を構築するときに、まずは雑談から入り相手との距離感を縮め、実際に関係を構築していく段階では自分の弱みをさらけ出すようにしていろんな自分って実はこういう人間だよって自分の弱みを見せてくれる人はすごく信用されます。
実際この調査の結果では5%社員よりも残りの95%の社員の方が弱みを見せることに抵抗を感じると答える割合が多かったそうです。
3. 5%社員はすべてを学びと捉える
5%社員は失敗を恐れないようです。新しいことに挑戦することを実験と捉え、ガンガン行動していきます。
95%の社員は「今はその時じゃない」「どうせ失敗する」などと挑戦を避けます。行動の回数が減れば自分が成長する機会が減ります。行動することに怯えている間に5%社員はどんどん行動を起こしていきます。この差が5%社員とその他の社員を分けるポイントです。
失敗してもそれを反省して次につなげる人間こそが成長できるのです。どんどん行動して、たくさん結果を出してそれらを次に生かすことが大事です。
4. 意識ではなく行動から変える
5%社員は行動から変えていくことを重視しています。行動から変わっていけば意識はおのずと変わっていきます。
まずは半強制的に行動の一部を変えさせた方が意識の変化は早いというわけです。
意識を変えようと頭の中で考えるよりも先に行動を変えてそれを実感した方がより深く理解できるということです。
5. 5%社員が仕事の中で取り入れている習慣
①社内のいろんな人に話しかけにいく
5%社員は95%の社員と比べ自席にいる時間が短いようです。歩き回りながら他の社員との接点を作っているのです。
会社で仕事をする上で大事なのは個人の力ではなくチームの力です。日頃からいろんな人との接点を作っておけば課題にぶち当たった時にも相談したり協力してもらったりすることができわけです。
そのために5%社員は日頃から社内の多くの人と交流を深め自分にないものを持っている仲間を増やしているようです。
②レスポンスを速くする
社内でも社外でもメールやチャットの返事はなるべく早く返事しています。相手からメールが来たら可能な限りすぐに返信する癖がついています。
③振り返りタイムを持つ
5%社員はその多くが自分の行動を振り返る時間を設けています。その時間で自分の仕事内容とその結果を振り返ります。
例えば、今週の自分のやった仕事を思い出しその結果について「なぜこういう結果になったのだろうか」と考えてみましょう。そして次はどうすればいいんだろうと次に生かす方法も考えてみましょう。
きっと自分の成長につながるはずです。
6. まとめ
今日は5%の優秀な社員の考え方、習慣を見てみました。習慣が大事だ、習慣こそが人生を変えるコツだ、と言いつつ「じゃあ何を習慣化すればいいんだ」と思う方も多いはず。そんな方は今日書いたことをぜひ実践してみてください。
仕事の成績がよくなるコツがきっとあるはずです。