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【解説】実はよく眠れていない人の見逃しがちなサインと良い睡眠のための方法

この記事を読むと・・・
・深睡眠とは
・睡眠不足が起こすやばいこと
・良い睡眠のために

身近な時間を学びに変える、通勤大学


みなさんは、睡眠不足になっていないでしょうか。しっかり寝れてると思っていても、意外にも寝れておらず疲れがたまっている、という方もいるのではないでしょうか。
見逃しがちな睡眠不足のサインを紹介しながら、

1. 浅い眠りと深い眠り


夢を見ている時はレム睡眠と言って浅い眠りの状態。この浅い眠りは身体は休んでいますが、脳は起きてるような状態です。一方、夢を見ずにぐっすり寝ている状態をノンレム睡眠といって身体と脳の両方が休息している状態です。

そしてノンレム睡眠の中でも特に一番深い眠りのことを深睡眠と言います。この深睡眠がよくとれていることがぐっすり眠れているということなのです。

深睡眠をしっかり取れると認知症予防にもなると言われています。それはアルツハイマー病の原因物質アミロイドベータは深い睡眠の時間帯に一番排泄が進むそうです。

2.睡眠の質を下げる原因や寝不足が続くと起こるヤバイこと

まず先に知ってほしいことは、睡眠は加齢とともに不安になります。
眠りを深く持続させるホルモン、メラトニンの分泌量が減っていくためです。

さて、そのほかに良い眠りの妨げになるものはコーヒーです。コーヒーに含まれるカフェインが問題です。
寝る4時間前からは飲まないことが大事です。

次に寝る前の飲酒もNG。一時的には眠気を誘いますが、眠り自体は浅くなります。尿量を増やす作用もあり、夜中にトイレに起きてしまうこともあります。

そして飲み物だけでなく悩み事も眠りを妨げる原因です。

これらにより寝不足が続くと太ってしまうということがわかっています。
スタンフォード大学の調査で、睡眠時間5時間のグループと8時間のグループに分けてホルモンの分泌量を比較する調査を行ったところ、睡眠時間5時間のグループは食欲が増すホルモンのグレリンが14.9%も増えました。さらに食欲を抑えるホルモンのレプチンが15.5%減ることも分かったそうです。


3.実は深く眠れていない人が感じるサイン


①昼食後に必ず眠くなること

しっかり睡眠がとれていれば日中に眠くなることはないということです。
そうだな昼食を食べたあとに毎回眠くなる人は注意したほうがよいでしょう。

② 寝ても疲れがとれないこと

こういった場合は自分の睡眠の質を見直してみましょう。

③ 日中にふと眠くなること

④ よくイライラする


4.ぐっすり眠るには


ぐっすり眠るには眠り始めてから4時間以内に深睡眠を2回以上取ることが大事です。そのためには深部体温をスムーズに下げることが重要となってきます。

寝る2時間前に入浴などで意識的に深部体温を上げるといいでしょう。
そうすると寝る頃にはちょうど良い感じに下がっています。

また、良い睡眠をとれる食べ物もご紹介します。
まずはくるみ。
くるみはメラトニンの材料であるトリプトファンが含まれています。だから深い眠りを維持するメラトニンをつくってくれます。

他には、いわしもおすすめ。いわしに含まれるオメガ3脂肪酸がメラトニンに関係があると考えられています。

5.まとめ

今日は睡眠不足のサインとぐっすり眠るための方法を解説してみました。
睡眠は身体にとっても大事なこと。人生の3分の1をしめるといっても過言ではありません。
睡眠の質も見直してみましょう。

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