【要約】思い通りに人を動かすヤバい話し方
1. コミュニケーションの9割は見た目で決まる
実は、うまい話し方というのは話す前に決まっています。
メラビアンの法則によれば、実は人の印象の割合は次のように決まります。
言語情報が7%、聴覚情報が38%、そして視覚情報が55%です。
つまり人間は半分以上、視覚から得られる情報から印象を決定しているのです。
逆に言語情報は10%にも満たない数値です。どれだけ話の内容や日本語の使い方を変えても印象を変えるのは難しい、というわけです。
コミュニケーションが苦手な人はこの言語情報ばかり気にしすぎる傾向にありますが、視覚情報に訴えかける方がはるかに効率的だと言えます。
ボサボサでスーツがヨレヨレのダサい営業マンと身だしなみをしっかり整えてスーツを着こなす清潔感漂う営業マンだったら、やはり清潔感ある営業マンの方がちゃんとしてそう、、だと思うのではないでしょうか。
話し方を変える前にまずは自分の見た目、清潔感を気にしてみてください。
2. ボディーランゲージで視覚に訴えかける
視覚情報には見た目だけでなく、立ち振舞いや身振り手振りも含まれます。身振り手振りを使いながら話をすることで、印象や影響力を大きく変えることができます。
実際、海外の社長や大統領の演説を見ているとボディーランゲージをうまく取り入れていることがわかります。
そのためには話す練習をする時は自分が話しているところを録画するのがオススメです。
3. 媚を売って相手の心を開かせる
相手に好かれコミュニケーションを有利に進める方法として、媚びを売ることが書かれています。
コミュニケーションの第一はまず相手を褒めることから。
なんでもいいから相手を褒めちっぎてみましょう。人から褒められて気分を悪くした経験はないはず。
人は褒められると相手に対してつい心を開いてしまうのです。
一つポイントとすれば、見た目よりも内面を褒めるということです。
4. 相手自身の話をする
褒めた後にどんな話題を展開すればいいかわからないという人のために、
相手が100%興味を待つ話題、それは相手自身に関わることについて話してみましょう。
話し相手に自分のことをベラベラと喋られているとだんだんと話を聞く気がなくなってきてしまいます。
それよりもあなた自身のことを教えてくださいと言われたほうが気分がいいしちゃんと返事したくなります。
5. 断定を避けて幅を持たせる
この話し方は相手に何かをさせたいときなんかに大きな効果を発揮する方法です。何かをさせる、例えば体調が悪そうな友達に病院に行くことを勧めるとしましょう。
こんなとき「君は絶対に病院に行くべきだ」などの断定的な言葉を使うと相手は心理的抵抗感じます。
相手が実際に行った方がいいのかもと感じでいたとしても、断定的な強い言葉に対して強い反発が生まれ、そんな大事じゃないし、、、と思ってしまいます。
それに対して「君は病院に行ったほうがいいかもしれない」と伝えたらどうでしょう。そういう言い方されると何か心配になってきます。
断定的な言い方を避けてほのめかすような言い方をすると相手は「やっぱりそうなのかな、このまま放っておいたらまずいのかも」とつい考えてしまうもの。
相手に何かをさせたいとき、人はつい強い言葉を使いがちですが、実は相手を誘導するなら幅を持たせた言い方をしたほうが相手の反発をうまく避けることができます。
6.まとめ
今日は話し方の方法を違う視点でまとめてみました。営業等、売り込むことが必要な方には、なかなか面白いテクニックなのではないでしょうか?
悪用厳禁で試してみてください。
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