【要約】時間術大全～人生が本当に変わる「８７の時間ワザ」～
この記事を読むと・・・
・何が時間を奪っているのか、わかる
・通知をしない方法
・ログアウトすれば面倒くさくなる
身近な時間を学びに変える、通勤大学
0. はじめに
今、世の中の人が最も時間を使っているのは何でしょうか。2億1920万人のスマホユーザーが2021年にスマホを利用する時間は平均で1日あたり3時間46分という研究結果が出ています。
この本は世界中の人々から時間を奪ってきた張本人であるgoogle のエンジニアと youtube のエンジニアの二人がスマホから時間をどう守ればいいのかを書いた本です。これからはスマホの付き合いを変え、時間を奪われないようにしましょう。
1. なぜスマートフォンに釘付けになってしまうのか
昔、人間は危険から身を守るために注意をあちこちに向けるように進化しました。その注意力は近くに忍び寄る猛獣や倒れそうな木から身を守るのに非常に役立ちました。その本能は今も健在です。そのおかげでSNSの通知が来ると私たちは無視することができなくなっています。
そしてもう一つ厄介なのが私たちは予測できない未来を喜ぶように進化しているということです。
昔の人間は狩りがうまくいかなくても、いつか大きな獲物や果実を手に入れられるという期待を持ってずっと狩猟採集を続けることで生き抜いてきました。それが今では twitter のいいねの数です。
もしかしたら自分のtweetに3万いいねついてるかも、もっと面白いニュースが見れるかも、という期待感があるからLineや twitter などの sns を見続けてしまうのです。
つまりSNSは人間の脳みそを完全に刺激するように作られているというわけです。
こういった理由でSNSは意志の力では対抗できないようになっています。あまりにも便利で依存度が高くなりすぎてしまったというわけです。
2. SNSの通知をオフにする
LineやTwitterの通知が来てすぐに見なければ困ることなんてないはずです。
新しいアプリを入れた時に「通知を許可しますか」と聞いてきたら迷わずいいえを選んでください。
ちなみに勉強や仕事を始めてから1時間くらいしてから人は集中して物事に取組むことができます。その間にSNSの通知が来たら集中力が落ちてしまいます。
3. SNSはログアウトする
毎回ログインするたびにメールアドレスとパスワードを入力することになりますが、少しだけ不便にすることで面倒になりSNSを使う回数が減るということです。
そのうちログインするためにメールアドレスを打ち込む途中でめんどくさいしSNSは見なくていいかと思う日が来るはずです。
いっそ、メールやSNSのアプリをアンインストールしてしまうのもおすすめです。それが出来ないのであれば、ホーム画面のアプリを1列にするのもオススメ。とにかく余分なアプリを消して使うアプリを最小限にすることで、チェックする時間が減ります。
まずは環境を変えることが大事です。
4. まとめ
今日、多くの人が時間を取られているものは何か、そのために何ができるかについてまとめてみました。スマホの依存時間は増加傾向にあり、高校生は4時間以上もスマホを見ているそうです。大変ですね。
時間は人生における大事な資産です。その資産を無駄にしないために、スマホの時間も必要最低限にして、より素晴らしい人生を送るための時間の過ごし方を考えましょう。