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【要約】イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

この記事を読むと・・・
・悩むな!考えろ!
・価値の高い仕事とは?
・イシューの大切さ、見つけ方

身近な時間を学びに変える、通勤大学

1. 悩むな考えろ


考えることと悩むことには違いがありあす。悩むことは答えが出ないことが前提で、考えることは答えが出ることが前提です。

例えば薄毛に悩んで泣きわめいたとしても、薄毛は解決するわけではありません。ただ時間を使って疲れるだけです。どうすれば薄毛を改善できるのかを冷静に考えれば AGAの治療をするとかサプリメントを飲むとか髪を洗いすぎないとかいくつかそれらしい答えが出てきます。

そして、その治療のためにお金を稼ぐことが重要と気づくかもしれません。


悩んでいてはいつまでたっても答えが出ないどころかストレスを感じますし、いくらやっても疲れしか残りません。だから悩むことには歩みがないことと同じです。

でも、人はすぐに悩んでしまうもの。
そういう時はだいたい10分以上考えてラチが開かなければ、それは考えているのではなく悩んでいる可能性が高いと考えましょう。

2. 価値の高い仕事とは


この本では価値の高い仕事をするには方向性と努力の両方を高めなければならないと書かれています。

そして努力よりも前にやるべきなのが方向性を決めることです。ぜならもし取り組むことの方向性が間違っていた場合、その後どれだけ努力しても無駄になることが多いからです。

だからこの本のタイトルにまず「イシューからはじめよ」と書かれているわけです。
それは努力の前にまず方向性を決めようということです。

3. がむしゃらにがんばらない


努力をするのは何に取り組むべきかを決めたあとです。何でも頑張ることが美徳とされ、努力している自分に酔っているパターンが多いのではないでしょうか。しかし、それでは必ず頑張り疲れて精神的に病んでしまいます。

本当に成果を出したければ一度立ち止まって何に取り組むべきなのかは冷静に考えることが重要です。

4. イシュー度の高い問題から手をつける

今、本当に自分が取り組むべきことが見つかったとした場合、真っ先にその課題から手をつけましょう。自分が好きなこととか取り組みやすさなんてものに惑わされては行けません。朝起きたらまずイシューから始めましょう。

例えば、受験生で英語の成績が悪い場合、今取り組むべきことは英語の勉強をすることになります。そうすれば受験にうかるからです。
それが気分が乗らないとか好きじゃないとか苦手とか言って英語を勉強せずに後回しにしてはいけません。


ちなみにイシューは一つに絞ることです。
やらねばならないと100%確信したことに向かって全力を注ぎましょう。

5. イシューを特定するために情報を集める


ここからはイシュー、つまり取り組むべきことを見つける方法を具体的に説明していきます。

まずなんといっても「情報」です。情報がなければ根拠がないから何を選んでもすべて当てずっぽうになってしまいます
ここで重要なのは一次情報に触れること。一次情報とは本人が直接的に体験から得た情報のことです。

例えばもしファッションブランドをSNSで始めたいと思ったとしましょう。そうであれば、インスタグラムやyoutube それらの sns を実際に触ってみなければなりません。
そうやって取り組むべきことについて肌感覚を待つことが大切なのです。

人から「インスタがいいらしいですよ」という情報をもらうことも大切ですが、それよりも実際に行ってみて一次情報に触れて自分が感じたことが大切です。

注意点として情報は8割くらいでよく、それ以上集めても逆にアウトプット悪くなったり、動きが遅くなります。


6. 情報を集めたら仮説を立てる


情報を集めたら次は仮説を立てなければなりません。今、目の前にチャンスがあったとしても当たり前ですが、必ずライバルがいます。
この時は必ず今までのやり方と今から私がすることは何が違うのかと自分に問いかけてみることが大切です。

ここが説明できなければそれはイシューとは言えません。
例えば今から何の特徴もないパン屋さんを出したところで1年くらいで潰れるでしょう。何の特徴もないゲーム実況動画を出したところで誰も見ません
最後は異臭を何が何でも言葉にする店これ

7. まとめ

今日は、本質から考える大切さをまとめてみました。方向性を決める大切さ、決めた後の努力、高い問題から手を付けること、その情報の集め方、などいろいろと大切なことが詰まっていたと思います。

普段、仕事をする上でも役立つことも多いかと思いますので、ぜひ実践してみてください。

■ 本日のご紹介本


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