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「ディア・ファミリー」を観て

半年ぶりに映画を観てきました。

その映画は「ディア・ファミリー」です。

医療器具・IABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを開発した筒井宣政氏の実録の映画です。

話の内容は、町工場の経営者の父親が、心臓が悪い自分の娘の余命が10年のために人工心臓を作ろうと奮闘します。

自ら勉強し資金も用意しましたが、多くの障害に合って研究は頓挫し一旦は研究をやめます。

所が娘から「私の心臓は大丈夫だから、お父さんのこれまでの知識を役立て欲しい」の願いを受けて、また父親は始動を始めます。

人工心臓を研究した知識と経験を役立て障害を乗り越えて、遂にIABPバルーンカテーテルを完成させ、多くの人の命を救います。

娘のためとは言え、失敗や障害があってもやり抜く気持ちを持ち、実際に他の人を巻き込んで行動したこと。

たとえ最初の目標の人工心臓の実用化はできないとわかっても、その知識と経験を生かして他の人の命を救ったこと。

悲しみや落ち込む時間より、行動して未来を変えていったこと。

普段の生活の中には、命の尊さは意外と忘れられているように思います。

今現在生きている素晴らしさと、目標に向かって行動することに心を揺さぶられました。

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