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映える韓国カフェ 韓国人が好きなカフェについて考えてみた

 こんにちは、ichieです。今までは、「です ます」体で書いておりましたが、取っつきやすさ、読みやすさを考えると「だ である」体の方がいいかなと考え、今回の記事は、試しに文体を変えてみることにします。

 今日のテーマは「in 韓国 カフェ」のお話。
 ここ10年ほどの韓国におけるカフェの台頭ぶりは、本当にすごかった。以前は、日本の喫茶店に似た雰囲気のする「タバン」が、ひっそりと街の片隅に存在しているだけだった。
 それが今では、街の一等地にデンッと大きく構える存在にまで。

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 コーヒーマニアを唸らせるほどの、コーヒーとバリスタの質の高さは、韓国へバリスタ留学に行きたいという若い日本人の方もいらっしゃるほど。そして、インテリア。いわゆる「映え」する空間、この上ない!
 以前からそうだったかと言うと、答えはNo。韓国人の好む空間が、カフェ戦国時代において洗練されていき、極みに至ったという感じ。

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 では、多くの韓国人に好まれる空間、カフェとは?
 その特徴について、私の考えを、最近見つけたおしゃれな韓国カフェをご紹介しながら、日本人目線でお話します。

広々空間

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 韓国では、「広々している空間が好き」という方が多い。「狭い」「天井が高くない」空間だと、「ここ、狭苦しいね」というネガティブな反応が出てきがち。日本人の私だと「程よい広さで落ち着く」という所でも「狭苦しいよね」という反応が出ること、多々。
 空間に対する感覚の違いと言えるのかな。島国民族と大陸民族の違いとも言えるかも。

アンティーク好き

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 広々空間にアンティーク調家具や雑貨。「韓国カフェあるある!」
そっち系には詳しくないが、おそらく、そのほとんどのモノがアンティークではなく、新しく作られたアンティーク調だと思われる。
 韓国人の家におじゃますると、やはり、このアンティーク調の家具や雑貨はよく見かける。多くの韓国人に好まれる、特に40代以上の奥様方に受けの良いスタイルではないだろうか。

緑と花

 奥に見えるのは、息子。評判のワッフルを食べに来ました。

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 韓国カフェの上得意様と言えば、お昼の時間を持て余している奥様方ではないだろうか。特に子供が高校に進学すると、母としての時間に余裕が生まれる。夕食も学校で提供され、帰宅が夜遅くなるためだ。

 そんな事情で、、昼下がり、奥様たちの情報交換もかねた座談会がカフェにて開かれる。奥様層を誘致するためには、先にお話しした広々&アンティーク調に加え、緑と花でのおもてなしが、必須。
 若い頃、植物系に興味がなかった人でも、歳をとっていくうちに、静かな生命体に惹かれていくのは、自分の中の「花」が失われていくからかも。「若い時は、自分が花だったよね」なんて、、、そんな話を韓国の友人とする。

映えメニュー

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 映えメニューは、SNS時代における戦略になってきている。韓国でも、SNS拡散がビジネスに直結するため、「映え」を意識したメニューが増えてきているような気がする。韓国人に好まれるのは、ボリューム+華やかさ。

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 ひとりでは、絶対食べられなさそうな、てんこ盛りワッフル。味は? 見た目の華やかさに負けず劣らずの美味しさ。
 これも、チヂミ文化だよなと感じる。大きいチヂミを頼んで、友人と箸で切り分け、美味しさを共有しマッコリで情を深め合う。

 ワッフルもそれと同じ。友人とフォークで切り分け、美味しさを共有し、コーヒーで情を深め合う。別々のデザートを頼んで、別々に食べるなんてことはあまりしない。だからか、、、韓国のワッフルって、おひとりさま用のが、なかなかない。それが、おひとりを愛する私には、少し残念なとこ。

 ちなみに、最近カフェメニューにサンドイッチを揃えているところが増えてきた。しかし、、サンドイッチに関しては、日本人と韓国人では美味しいと感じるポイントが違うような気がする。残念ながら私の口にはあまり合わず、手堅くワッフルを注文する。

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 コロナがおさまり、韓国にいらっしゃることがあれば、韓国食だけでなく、韓国カフェもぜひ体験されてみてください^^

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