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Ichica Story #6話 【強い想いで新たに紡ぎ始める人生編】

「大学入試編」

通院しながらも、ようやく高校生活を終えようとしていた私には
様々な人生の選択肢が待っていた、人生を変えると心に決めたけれど
何から始めていいか、分からなかった私はとりあえず勉強に励むことにした
いくつもの選択肢の中から、私は大学へ入学する道を選んだ
そのために、私は某予備校へ通い始めたのでした

「予備校での学び」

私の通っていた予備校は、周辺のエリート校から集められた人が多かった

けれど、予備校で1番感じたことは、どんなにエリートな人も同じ心を持った人間なんだということ。けれどそう感じながらも、高校を休みながら通学し
さらに、精神疾患や薬の副作用を抱えながら、大学受験勉強をするのは簡単
ではなかった。大学入試の模試を受けている瞬間の時が止まった時の感覚は鮮明に覚えている。

焦燥感を覚える自分を置いてどんどん時が流れていく感覚を。

「予備校を超えて」

結局、私は予備校での成果をうまく大学受験に活かすことができなかった
けれど、予備校で学んだ時間は決して無駄ではなかったと今でも思う
なぜなら、文系理系、様々な教科の中で特に好きだった、現代文で
いくつもの良質な文章や考えに出会うことができたから
そこで私は「言葉」の重要性を知る

人は言葉によってどこまでも変えていける、そう思えるように私はなった

そんな考えとともに私は新たなステージへと旅立つのでした

「様々な色に染まっていく大学編に続く」


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