見出し画像

はじめての雪国暮らしを備忘録しておく

2021年春から始まった雪国・西会津での暮らし。
気がつけばもう2023年になっていた。

はじめての気持ちはだんだんと薄れてしまうもので、
もう二度と体験できないもので、
初恋が二度とないのと同じもので。
(first love初恋は素晴らしいドラマだった)


忘れてしまってはもったいないものがたくさんある。
見た景色、出会った人、そのときのわたしの心。
それらを記録しておきたいと思う。

新たにブログを開設することも検討したけど、
また一から始めるには重い腰が上がらないので
noteのマガジンにして綴っていくことにした。

いつまで続くかな?
なるべく毎日書こうと思う。
取るに足らない日々のこと。

今日は久しぶりに雪が降った。

西会津での冬は2回目だ。
去年はこの時期は屋根には雪がたっぷりと積もり、
毎日のように除雪していたような気がする。

今年はまだ雪が少ない。
12月に一度、一晩で信じられないくらいどかっと雪が降ったけれど、それ以来は比較的あたたかい。

今は屋根には雪がうっすらとあるだけ。
今日は久しぶりに日中も氷点下だったので
さらさらの雪がすこし積もった。

さらさらの新雪をふわふわさくさくして歩くのか好きだ。寒いけど、うれしくなる。
高級かき氷屋さんのかき氷みたいにふわふわ。

窓から外を見ながら、雪は降るよりも舞うという言葉が似合うなと思った。

上に下に、右に左に、予測できない動きで
ふわふわゆらゆら舞っている。
さながら水族館の水槽の中の塵みたいである。

もしも自分が雪の一粒だったら
なるべく長い間まで宙を舞っていたいと思う。
なるべくゆっくり地面に落ちていきたい。

今日の雪はゆっくり舞う雪だったな。
雪が降るとまだちょっとうれしい。

それくらいにはまだまだ雪国初心者である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?