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男の愛はこうも深いものなのかと思う




それが愛だと名前をつける必要すらなく
すでにそこにある
〜フリーレンとかハイキューから学んだ愛の話〜

こんにちは!
人類LOVE研究家で
エックスジェンダーのいちあきです

このシリーズはマンガ大好きな
いちあきの漫画から学んだ愛のお話について
書いたシリーズです

●初めましての方はこちらから!


今、いちあきは絶賛、2つの漫画に
めちゃくちゃハマっています


1つは
連載当時は少年ジャンプの看板作品で
現在は映画も大ヒットの
バレーに情熱をかける男子高校生の
青春を描いた
「ハイキュー!!」


もう1つはマンガ大賞2021で
大賞にもなって
今、現在はアニメが話題の
「葬送のフリーレン」


なんか今さら感がめっちゃある
ラインナップだよなって…自分でも思う


いや、でも実際にハマり出したのは
今年の頭でしてね
(それでも遅いが…)

この2つは
ずっとおもしろいなとは思ってたのよ


でも、
なんですごいか
どこがいいのか
上手く言語化出来なかったんだよね

すごく大事なものって
なんだか上手く好きって
言えなかったりするし

想いが言葉になるのって
感情の少し後なんだなって
最近思ったりします


それが最近やっと言語化できるように
なってきたので
今日はそれについて
書いてみたいと思います




というのも、
フリーレンもハイキューも

わたしが何よりも素敵だぁー
って思うのは

少年マンガだし
努力友情勝利の世界観かと思いきや
めちゃくちゃ愛の物語なんですよ

しかも、男の愛の深さと不器用さが
めちゃくちゃ、そこかしこに詰まってるのね


ていうか
じゃなかったら
恋愛がテーマで発信してるわたしは
公の場で熱く語ったりはしないのですわ!

ただ、おもしろくて好きだなって
思って語りたいマンガ
っていっぱいあるからね

最近なら怪獣8号とかダンダダンとか
熱いしおもしろい


恋愛が上手くいかない〜って嘆く
女の人って
男の人からの愛情表現を

例えば
常に迎えにきてくれる
とか
いつでも、素敵な愛の言葉を囁いてくれる
とか
まめにプレゼントをくれる
とか
いつも一緒にいてくれる
とか

日常的に大切にしてくれるっていう
それこそ、全てにおいて「くれる」って
いう言葉がつくような
お姫様みたいに扱われる感じの


ものすごーーーーく THE・LOVE〜!!
って感じのやつを
愛情表現として欲しがるけど

男の愛って女子と違って
ものすごく自然で
日常的でさりげなかったりするんだよね


そして
本来、男性の愛は
かしこまって取り繕うようなものではなくて
気を許してそのままの自分を
さらけ出すものだから

恋に落ちたばっかりで
脳内をアドレナリンで
犯されてる状態じゃない限り
愛を大きな声で叫んだりしないのです

●参考記事
【男性心理完全保存版】男にとって恋と愛は全然別物



むしろ
愛が深くなってくほどに
照れて愛の表現はしなくなったりする

わたしは長年、この男性が照れてたり
愛というものを日常化してしまって
よくわからない空気になったものを
見える化することで
男女のズレをどうにかしようと
してきたんだけど


でも、
愛って本当は気づかないくらいに
当たり前のものなのかもしれないし

それでいいんじゃないかな


って

わたしはこの2つの作品を見て
改めて思ったのです

具体的にどんなところが
愛を感じさせるかについて
書いていくと

まず

「葬送のフリーレン」


この作品は、魔王を倒した勇者御一行が
魔王を倒して日常生活を取り戻したあとの
物語なんですけど

勇者ヒンメルは老衰で
第1話で死んじゃうんです


で、同じパーティにいた
エルフで魔法使いの主人公フリーレンは

エルフの寿命の長さゆえに
あんまり特別な情を勇者ヒンメルに
感じてなかったはずなのに

出席したお葬式で
なぜか涙が止まらなくなって
ヒンメルのことを知ろうとしなかったことを
後悔します

そこで、
人間というものを知るために
改めて魔王を倒す冒険の道のりを辿っていく
っていうストーリーなんですけど

改めて
弟子を取って新しい仲間と一緒に
人間を知ろうとする視点を持って

フリーレンが仲間との思い出と共に
過去の冒険の道のりを再現していくと


そこには、
勇者ヒンメルが

エルフで寿命が何千年で
じぶんが死んだ後も生き続ける
フリーレンが

少しでも寂しくならないように
たくさんの工夫と行動を
残そうとしていたこと

わかるんです




例えば、勇者ヒンメルは
冒険の途中であちこちで人助けをしては
お礼に銅像を建ててもらうということを
やっていたんですが

それは人間よりもはるかに長生きする
エルフのフリーレンが
仲間がみんな死んで
ひとりぼっちになった時に

誰とも思い出の共有が出来なくなったり
フリーレンと生きた人の逸話が
おとぎ話となかったことのように
扱われないために

銅像を建てて
存在したことを証明しようとしていたことが
実感としてわかったり


弟子のフェルンが寝込むことになって
手を握ってあげたいと思ったフリーレンは
自分の追体験によって
フリーレンが熱を出して寝込んでいた時に
手を握っていてくれた
ヒンメルの愛情を感じられるシーンがあったり

旅の間の何気ない勇者ヒンメルや
他の仲間の行動にいろんな思いやりや
気遣い、愛が詰まっていたことが

フリーレンの旅の中で
読者も追体験していくのですよね




余談だけど

この作品のすごいところは
フリーレンが弟子を取る立場になって

愛を与える側になって
いろいろやってみることで
初めてヒンメルの気持ちに気づく

というところもあると思う

ひとって自分の中に存在しないもの
じぶんが経験したことがないものに関しては
なかなか気づけないし理解できないように
できている

だから、フリーレンも弟子を取って
じぶんが誰かを大事にしたり
与えようとしたからこそ

初めてヒンメルのことが
わかるようになったことが
たくさんあるんだと思います


これは、人間の親子関係でもそうなんだろうな

男女は感性が違うから
なかなか追体験とか同じ感覚になるって
難しいのかもしれないけど

愛がほしいと嘆いてる人は
まずは与えるということをやってみたり
彼の視点になってみるとわかることが
けっこうあるんじゃないかなって
思います


……………余談、終わり!

このフリーレンの2つの違うメンバーとの
同じ旅路の対比がすごくグッと来るんだよね


まだ、
最新刊まで読んでいないから
わかっていないことがあると思うんだけど

多分、勇者ヒンメルはフリーレンのことを
作中のエピソードを見る限り
プレゼントをあげたり
故郷の花を見せてあげたいと言ったり

普通に女性として
愛していたと思うのですよね

しかも、ちょっといいなどころじゃなく
ものすごく
愛していたのではないかな
って感じがする


それでも、2人が恋人にならなかったのは
フリーレンが恋愛感情に乏しくて
その気がなかったのもあるだろうけど

深い男女の関係になってしまったら
残されたフリーレンが苦労するとか
悲しい思いをたくさんするとか

先に死んでしまうヒンメルの思いやりや
愛だったんじゃないかな

だから、結ばれることなく
遠くで見守る愛を選んだのかな?
なんて邪推をしてしまったりもします

ヒンメルのフリーレンを見る目はいつも優しい


どっちにしても
結婚して夫婦になるとか
パートナーとしての特別な契約を結んだりとか

何か「これが愛でーす‼️」
みたいな感じに

わかりやすい形にすることだけが
愛じゃないよなぁー


ってフリーレンを見てると
しみじみ思うんです



そして、

ハイキュー‼︎


ハイキューなら

○指導者の先生たちの生徒に対しての
惜しみない情熱溢れる指導

○影山飛雄の主人公
翔陽に対する信頼と言動

○それぞれのチームのプレイヤー同士の
関係性


などなど書ききれないくらいに

いろんなところに
あぁ、これって愛だなぁって
思う行動が
たくさん散りばめられているんだけど

すごくいいのは

その一つ一つに対して
受け取る側は愛だなんて
気づいていなかったりする


でも、
与えた側は
それをやれたことだけで満足してるし
嬉しそうなんです

見返りなんて微塵も求めてない

ていうか

与えてる側も
じぶんがやったことを
愛の行動だなんて
全然思ってなかったりするのよね


例えば、
主人公の所属する
バレーボール部の顧問の武田先生は
新任で担当することになった
バレーボール未経験の先生なんだけど

すっごい頑張って無名になってしまった
烏野高校バレー部に
電話をかけまくって頭を下げまくって
いいところとの練習試合を組んでくれたり
名コーチを探して説得して
連れてきてくれたりするのね

それで、わたしが
すっごい印象に残ってるシーンが

東京の強豪学校との
合同での遠征合宿が決まった時に

(主人公の高校は宮城にあります)

部員はみんな飛び上がって喜ぶんだけど
武ちゃんはそれを見て
すっごく嬉しそうに笑うんですよ

これよりももっと嬉しそうな顔で笑うんですよ


部員は武ちゃんの苦労について
多分ほとんどわかっていないだろうし
感謝も実感を持ててはいないと思う

(子どもの時って大人の苦労とか愛とか
なかなか当たり前って思いがちよね…)


でも、武ちゃんは
そんなの1ミリも気にしてないし
やってあげたぞっ!って感じも全然ない
見返りなんて考えてもいない

ただただ、選手のみんなに
成長の機会を与えられたことを喜んでる


それは、
新しく烏野高校のコーチになった
鵜飼コーチも同じで

主人公が
ある時にアウェーの集団の合宿に
乗り込んだ時にスポーツ選手にとっての
食事の大切さを知って

コーチに夜、突然電話をかけて
「自分は何を食べたらいいですか?」
って質問をするんだけど

それに対して
迷惑がることなんて全然なく
逆にすごく嬉しそうで
満たされた顔をしてたんだよね


鵜飼コーチは
最初はコーチをやるのを渋っていたし

無名の高校の部活のコーチなんて
お給料とかの報酬もそんなにないだろうに
自分の時間と労力と手間を使って
ちゃんとした形で返ってくるものなんて
あるかもわからないのに

ただ、選手が成長して
強くなっていこうとしてる

その気配を感じただけで
こんなに嬉しそうな顔をできる


その愛の深さに
めちゃくちゃ胸が熱くなったし

過去に
いちあきに愛をくれた男性陣も
そんな顔をしながら

見逃してしまったら
わからなくなってしまうような
不器用で大きな愛をたくさんくれていた
ことを
思い出したのです


(でも、上に書いた3人の例は
ほんの一部で

ハイキューには
他にも、
影山飛雄と主人公の関係性だったり

男の不器用で当たり前な愛の感覚
がものっすごいたくさん描かれていて
LOVEのヒントがつまってるので
また、改めて書いていきたいと思います)

特に稲荷崎戦が好きなんだよね
愛のかたまりって感じで。


それを見て
男の人の愛ってこうなんだよなって
しみじみ思ったんですよね

なんか特別なことなんて
何もしてないような感じで
ものすごく当たり前で日常的なのが
男の愛
なんですわ

たぶん本人すら
それが愛と気づかないうちに
日常の中に大切と想いと熱がある



この2つの作品は
多分、テーマは「愛」なんかではないと
思うのね

だけど
作品のあちらこちらに
ものすごーーーーく深い愛がなければ
絶対にやらないような言動が
散りばめられてるんだけど

勇者ヒンメルも、(ハイターもアイゼンも)
フリーレンだって

鵜飼コーチだって武ちゃんも
影山飛雄も、日向翔陽も、赤葦さんも、
宮兄弟も北さんも

一言も「愛してる」なんて言わない
「好き」だってことすらも言わない


ハイキューにおいては
なんなら
大好きで大好きで
情熱の全てを注いでる
バレーボールに対しても
「好き」だって言葉をほとんど使わない

きっと
好きとか愛とか
そんなのはもはや当たり前すぎて
言葉にもならないし
言葉にする必要もないんだろう

こんな風にいえる次元を超えている




それがあまりにも女性とのやり方と
違ったりするから

男女はすれ違ってしまうけど
それに気づけると
普段、受け取っている男の人の
行動の中に隠れてる
愛の深さにものすごく泣けてきます


でね、いちあきは
元々はじぶんが、エックスジェンダーで
男性的思考が強いうえに
女性的な繊細な感性も持っているから

←自分でいうと台無しだなぁ🫥

男のそういう優しさとか
わかりにくい愛情に気づくことが
かなり得意!

なので!

それを見つけては

「愛してくれてありがとう」
「優しくいてくれてありがとう」
「周りのためにいろいろ動いてくれてありがとう」

って本人すらまだ気づいていない愛情に

(何なら、時に本人が行動をする前から
おねだりしてみたりして)

カタチを作って感謝を伝えることで
相手の中にある愛を実感させて
より愛をもらえるようになる


っていうことをしてきたのね

見えなかった愛にトキメキをプラスして
恋に変えてたわけです!



その実体験も含めて

女性として愛されるのに
すごく大事な女の役割は
男の愛に気づいて名前をつけてあげること


なんだと思っているのですね


女がそれをできたなら

男の人はじぶんの中に深い愛情と
誰かを幸せにできる可能性に気づくことが
できるし

それに気づかせて
自分の愛に特別な名前をくれた
あなたという存在を


特別で大切でかけがえのないもの

って認識するようになるのです


それをやり続けていくと
結果として

必ずあなたはさらに
たくさんの愛を受け取ることが
出来るようになる

のは
間違いないんだけど

でも、
そんな恋愛無双時代を経て
少し大人になったいちあきとしては

そんなに大げさに愛に名前をつけて
刈り取らなくても
そこにまるで空気のように自然とあることを
大切にしてもいいのかな

と思うようにもなっています

それを「愛の見える化」
反対の「愛の空気化」って呼んで
文章にまとめてみたので
また今度発表しますね

● 愛の見える化について書いた記事はこちら!

「彼の愛を見える化して、溺愛されるには3つのポイントがある」


あなたはどうだろう?

でも、どっちにしても
男の人の愛って
(男の人じゃなくて時には女の人であっても)

実はごく普通に側にあって
気づかれないままに流れていたりする


それに気づくことができると
ものすごく深くて豊かな愛に包まれて
生きることが出来るし
愛に飢えることはなくなるのです


たぶん、あなたは
もうすでにちゃんと愛されている

と思う

あとは、それに気づいて見える化するか
空気化するかどうかの話



このnoteを読んでくれてるあなたは
愛についてなにがしかの思いがある方だと
思いますので

ぜひ、お休みの時にでも
これらの作品を読んでみて
その男の人の持っている愛の深さを
実感してほしいな

って思います

愛は気づかなくても
ちゃんとそこにあるのだ



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