【投稿】いまこそ学びたいこと

今日は投稿にチャレンジしてみたいと思う。
テーマは『今こそ学びたいこと』
今年2023年が始まったところで、目標を立てるには良い時期だ。

実は昨年も学びを目標に掲げていた。
ところが、学びたいテーマが多かったので各月でテーマを決め取り組もうとしたのだが、なかなか上手くいかなかった。
そこで、今年は一年をかけて一歩一歩、スモールステップを踏んで、取り組もうと思う。

そんな私の学びたいことは『絵』だ。

私は学生時代、美術部だった。部長でもあった。
しかし、残念なことに昔から絵はカナリ苦手だった。
小学生低学年の時には絵で賞を受賞したことがあったが、それはいわゆる「小学生らしい」という理由の受賞だった。
（肩から直接手が生えているような、今から考えると恥ずかしいほどの絵だった。）

それなのになぜ美術部に入ったのかというと、本音を言えばテニス部に入りたかったが、体力もなく、体型にもコンプレックスがあったからだ。
どうにもあのスコートを私が履いているところは想像出来なかった。
私もまだ年頃の女の子だった。他人からの見た目も気になるところだった。

また、美術部には姉が属していた。
姉から美術部がかなりゆるい部活であることは聞いていた。何事にも「どうせ…」とマイナスに考えがちだった私は「じゃあ、やることだけやってあとはテキトーに過ごせばいいか…」と楽な方に流れた。

美術部は確かに他の部活よりはるかにゆるかった。年に何度かのコンクールなどに作品を提出すればあとは好きな作品を時間をかけて取り組む形で良かった。
そんな姿勢だったので、美術部には属していたものの、絵が上手くなることもなく時は過ぎた。

そして大人になった。
仕事をする上で、勤務の時間帯が異なる方に伝言をしたいが、文字では正確に伝えられる自信がなく、部分的に簡単な絵を描いたことがあった。
理解の助けになればとのメモ書きのつもりだったが、それを大変上手で分かりやすかったと褒めてもらえた。
私はビックリした。今まで姉がいたので自分の絵が上手いと思ったこともなく、美術部という環境もあり、私よりはるかに上手い人はゴロゴロいた。だから自分の絵には劣等感しかなかったのだ。
だから、純粋にとても嬉しかった。

よくよく振り返ってみると、幼い頃塗り絵はよくやっていたし、幾何学模様や写真も好き。
構図や色の組み合わせを考えたりすることは特に好きだった。
もしかしたら、私は姉や友人の影に隠れていただけで、本来は絵も描いてみたら好きなのかもしれないと思った。

ただ、写真のように書けないのは経験上分かっている。だから上手くはないと思う。
しかし、写実的ではなくとも、自分らしい絵があるかもしれない。
彫刻のように、描いている間、無心になれるのであれば、それは自分の心を落ち着けることのできる一生の趣味になるかもしれない。

だから、今年は『絵』にチャレンジしてみたいと思う。