見出し画像

経営太郎「7回起業して死ぬネズミさんの話 (マンガでわかる!「経営でやっていいこと いけないこと」)」

・本書は、大学在学中に起業し、IT、PR、飲食、教育、美容系のビジネスに従事しながら、数社の会社のエグジット(exit)を経験し、売却額は累計数十億円の実績を持つ「日本一稼ぐパンダ科」の著者が、何度も一念発起してビジネスを起こして失敗する「ネズミさん」の起業マンガ100を通じて、起業のリアルと、成功の仕組みについて理解することができる1冊。

・物語の主人公である「ネズミさん」は31歳で、就活に失敗して正社員になれず、派遣社員として運送業で働いて5年経つ。
・派遣切りにあったところ、行きつけのバーのマスターから、義理の兄の凄腕コンサルである経営太郎氏の紹介を受け、起業の教えを受ける。さまざまな失敗がありながらも、試行錯誤して、一念発起していく、という物語である。
※結末が「これでいいんかーい!」と全力でツッコんでしまう内容ですが、詳細は本書をお読みください。

・企業の生存率は、1年後には78%、10年後には6%と、かなりの会社が倒産している。特に最初は資金調達をせずにスタートした会社は1年で半分が倒産するというデータもあるので、起業はなかなか厳しい状況にある。
・しかし、起業はきちんと戦略を立て、正しい努力を積み重ねていけば、成功しやすいのも間違いない。

・起業には、向き不向きがあり、経営者も、
①「0から1をつくる」のが得意な起業家タイプ
②「1から100をつくる」のが得意なプロ経営者タイプ
に分かれる。
・①は知識欲旺盛でさまざまなアイデアを常に考えており、新しいビジネスを考えられる起業家精神にあふれた方である。
・②は0から1をつくるのは苦手だが、ある程度形になってちるビジネスを伸ばすのが得意な方である。
・もしも、起業を目指す場合は、自分がどちらのタイプなのかを分析してみることが大事である。
※起業で成功するために、一番重要なことについて触れられているが、その詳細は本書をお読みください。

・本書は、ネズミさんが起業マンガ100を通じて、「起業のはじまり」「資金調達について」「成功するメディア戦略について」「経営者に必要な能力とは」「一生食べていける技術を身につける方法」「フランチャイズビジネスにおいて大切なこと」「この世でいちばん大事なものとは」といった起業ならびにビジネスの基本として必要なことが網羅された内容となっている。

・結末としては、「これでいいんかーい!」と思ってしまいましたが、自分が起業するときにそうならないように大事な教訓としては、参考になる物語でした。

#瞬読アウトプット #1分書評 #standards #起業 #経営太郎 #マンガ #漫画 #コミック #comic

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?