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向井邦雄「最新版 お客様がずっと通いたくなる小さなサロンのつくり方」

・本書は、夫婦でエステサロン。開き、未経験ながらも、4年で売上7.5倍、10年で20.1倍、リピート率98%と、右肩上がりの経営を続け、現在はカウンセリングの認定資格講座や、経営セミナー等で、1200以上ものサロンさんを支援し、日本中を奔走する著者が、小さなサロンだからできる売上のノウハウを惜しみなく解説した1冊。

・著者はこれまで、千以上のサロンの方を見る中で、その人がサロンを開業する前にどんな職業に就いていたによって、得意不得意やサロン発展への近道の方法に違いがあることがわかってきた。
◇専業主婦の場合
・あまり他の職に就いたことがない専業主婦の方の場合、徹底的に手技を磨くか、それほど技術を必要としないメニュー(美容機器などを使うもの)をメインにするとやりやすい。
・技術講習は、繁盛しているサロンのスクールで学ぶのがコツである。
※本書では金銭面に関しても言及している。

◇会社員・OL・事務職
・接客が未経験の場合、根本的な差が出てくるのが「会話」や「表情」。特に表情は、日常生活と接客とでは大きく違う。
※本書では表情や動作の練習法についても言及している。

・このように、開業前の職業によって、繁盛サロンへの近道の方法は違うのだ。
※本書では、「飲食店等の接客業・理容師、美容師・セラピスト」など、9種類の職種が触れられているが、詳細は本書をご覧ください。

・お店の経営をはじめようという人は誰でも同じように努力しているが、同じように努力しても、うまくいく人とうまくいかない人がいる。
・その違いとは、「努力するポイントの微妙な差」なのだ。
・サロン経営で成功するには、オープンする前から先を見越して戦略的に売上アップの種をまいておく必要がある。なぜかというと、オープンしたら二度と直せないことや、修正のためには莫大な労力と資金を要するものがあるからだ。
・中にはそれが原因で立ち直れず、せっかくはじめた店をたたまなければならなくなる場合もある。
・著者の店が遠回りしながらも何とかここまでの成長を遂げることができたのは、その種まきができていたからだと言ってもいいぐらいとのこと。それがなかったら、苦しい時期を持ち堪えられなかっただろうと著者は語る。
※オープン前にはオープン前の、オープン後にはオープン後の頑張るポイントがあるが、その詳細については、本書をご覧ください。

・本書では、「繁盛するサロン経営のために何をすればよいか」「サロンをはじめる前につくっておかなければならはい最も重要なもの」「お客様を呼び込む数々の魔法とは」「お客様の心をつかんで離さない方法」「サロンの危機対応とその他の裏技集(人気商品は定期購入に切り替えるなど)」といった小さなサロンだからこそできる開業から集客、長くお客様に通っていただくためのノウハウが収録された内容となっている。

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