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藤野公子「描くだけで新しい人生がはじまる ビジョン・ロードマップの法則」

・本書は、グローバル企業で32年間「バリキャリ」として働き、現在は大手企業の社員研修や社会人を対象とした「学び直し」場で講師を務める著者が、夢や目標を実現させる「ビジョン・ロードマップ」の概要ならびに、明るい未来の引き寄せ方について紹介した1冊。

・「ビジョン・ロードマップ」は、「なりたい自分像」を明確にして、達成までのアクション計画とスケジュールを描き、
①ミッション+自分の幸せの定義を考える
②自己分析する
③ビジョン・ロードマップを作成する
④3年後の自分を考える
という手順を踏む。
・ビジョン・ロードマップを描くポイントは、「5年後に起業して3年で年商1億円を達成し、私生活ではタワマンに住む」のように文章で表現するのではなく、イラストをメインにする。
・これはら「脳に残るイメージ画像は、文字より強いから」だ。イラストは自分で描いてもいいし、ネットで無料のイラストを提供するサイトから好きなイラストをプリントアウトして、切り抜いてマップに貼り付けてもいい。
※ビジョン・ロードマップで大事なこと、ゴールなどの詳細は本書をお読みください。

・著者は、グローバル企業に在職中、自分の実力不足を思い知ったことがきっかけで、自分を見つめ直す時間をとるために、2週間の休暇をとり、米国の大学のビジネスパーソン向けの短期講座を受講する。
・そのとき、自己紹介をすることがあったが、著者を含む日本人の受講生の多くが将来を描けない状態だった。
・著者はマインドマップのようなマップをつくり、自分が何をしたいのかを整理し、マップの真ん中に「理想の自分」(ビジョン)を書くと決め、いろいろなやりたいことを考え、ゴールを「55歳で早期退職」と決め、初めて「なりたい自分」が定まったとのこと。
・こうしてできあがったのが、初代のビジョン・ロードマップである。
・著者は、ビジョン・ロードマップを通じて、
◇振り回されない人生
◇描いた通りの新しい人生を送る
という変化が起きはじめ、みるみる成長していき、55歳で早期退職すると同時に沖縄に移住。その後、複数の大学で講座を持ち、企業研修に招かれるなどして、あちこちにビジョン・ロードマップを紹介している。
※著者の他に、ビジョン・ロードマップを通じて、
◇専業主婦からオシャレなパン屋さんを開業した
◇人事のプロフェッショナルとして、ライフスタイルを充実させた
◇デジタルの力で零細農家を継ぎ、幸せを広げる沖縄の若者
◇42歳で看護学校に飛び込んだ元専業主婦
などのケースについても紹介されているが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、「あなたの「ビジョン」が人生の扉を開く」「なぜ人は「やりたいこと」が見つからないのか」「目標や夢を実現するためにやるべき4ステップ」「ストレスを減らす「ライフスタイル」の見直し方」「幸せなキャリア形成はモチベーション活動から」「振り回される「人間活動」にサヨウナラ」「不安がなくなる「お金」の使い方・考え方」「『◯年後の自分』を描いて明るい未来を引き寄せる」という章で構成されており、
◇ビジョン・ロードマップのメソッドの真髄
◇「◯◯は絶対にやるべき」その理由とは
◇あなたの才能の見つけ方
◇「職場の人間関係」に振り回されないコツ
◇経済的な豊かさと幸福度の関係
など、自分自身で人生を変えるための「ビジョン・ロードマップ」の法則を通じて、自分の中にある本当の答えを探すきっかけとなる内容が収録されている。

「今の自分の人生、これでいいのかな?」と考えている方は、ビジョン・ロードマップを通じて本当のあなたを探してみてはいかがでしょうか?

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