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七條千恵美「気がきく人」が大事にしているちょっとしたこと 誰でもできるけど9割の人ていない7つのルール

・本書は、元JAL客室乗務員で、現在は人材育成コンサルタント、研修講師、ビジネス書作家として活動する著者が、人間関係の悩みがなくなり、仕事もプライベートも好転していく「ちょっとした行動」など、気がきく人が大切にしていることを7つのルールにわけ、いろいろなエピソードと共にわかりやすく解説した1冊。

・人は感情の生き物であり、そばにいる人の気持ちや状況を汲みとることができる人は、どんなに便利な時代になったとしても、変わらず人から愛され信頼される。それはその人自身が周りを大切にしているからだ。
・つまり、「気がきく」「気遣いができる」「よく気がつく」という行動に磨きをかけることは、あなたをとり巻く人間関係や仕事にもプラスの影響を与えるのだ。

気がきく人がしているちょっとしたこと(一部)

期待を手放す
・「よく気がついてしまう人」は鈍感になることが苦手。それゆえに、それを放置することに対してもモヤモヤする。
・自分の周りに自分以上に気がつく人や、感謝の言葉を忘れない人ばかりいるのならいいが、そのような恵まれた環境にいられるとは限らない。
・「どうして他の人は気づかないの?」などのような気持ちが渦巻いてしまうと疲れてしまい、せっかくの「よく気がつく」という長所が台無しになる。
・「気がつく」を自分にとっても周りにとってもプラスにいかせるかどうかのポイントは「考え方」であり、そのひとつとして、まずは「期待を手放す」ことをおすすめしている。
・具体的には、
□周りの人も同じくらい気づいてほしい
□感謝してほしい
という期待である。
・何かに気づいて行動するときは人のためではあったとしても「自分がやりたくて好きで行動している」のだ。また、感謝の言葉がないと複雑な気持ちになるならば、やらなければいいのだ。
・「気がきく人」は相手に期待したり、見返りを求めたりしない。いい具合に肩の力が抜けていて、何も押しつけないのだ。だからこそ、本人も気疲れすることはないし、相手や周囲もその気遣いを受け取りやすいのである。
・期待を手放し、人のために動くことが結果的には周囲からの信頼や人気を得ることになるのだ。

・本書では、気がきく人のルール(押しつけない・よく見てよく聞いている・周囲の人に心を寄せる・ユーモアで相手を和ませる・「ひとこと」を大切にする・自分と相手の幸せを願う)7つという章で構成されており、「タイミングやペースに気を配る」「ささいな情報を見逃さず相手を褒める」「先手必勝で味方を増やす」「注意するときにも配慮する」「ピンチに気づいて手を差し伸べる」「黒歴史で相手を励ます」「誤解を与えないための工夫」「目先の結果にとらわれない」など、合計51の「気がきくちょっとした行動」が収録された内容となっている。

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