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齋藤孝「情報活用のうまい人がやっている3色ボールペンの使い方」

・本書は、教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする大学教授である著者が、著者が実践している3色ボールペンの活用法について紹介した1冊。

・著者は、
◇大量の資料を「自分のもの」にする
◇情報を「ろ過する」
◇スケジュールを3色で切り分ける
などの理由で3色ボールペンを活用している。

・著者は、3色の中でも「緑」を大事にしている。緑色は自分が好きなもの、自分が勝手におもしろいと思うことに書き、要約力は「青」が担当し、「赤」は最重要だと感じるものとして使っている。
・著者の3色の使い分けをまとめると、
赤=客観的に見て、最も重要な箇所
青=客観的に見て、まあ重要な箇所
緑=主観的に見て、自分がまだおもしろいと感じたり、興味を抱いたりした箇所
である。
・著者は黒を使わない。その理由のひとつは、「文字情報のほとんどが黒で書かれているから」である。
・黒には、そこに誰かがかかわっているという「生きた」印象がない、いわば匿名的な印象である。だからこそ、自分たちで読みやすく手を加える意味があるのだ。
※著者が黒を使わず、「赤・青・緑」の3色を使う理由の詳細は、本書をお読みください。

・3色でチェックすることで最も有効なのが手帳である。この身近な情報ツールに3色ボールペンを利用しない手はない。
・書き込み方は、最重要の用事は「赤」で書き込んでいくこと。これを忘れてしまったら人に迷惑をかけてしまうという要件、つまり、人との約束ごとが中心になる。すっぽかしてしまったら、社会的に葬られかねないというものを書く。
・そして、青で書くのは、「まあ忘れてはいけない用事」であり、緑は「趣味的にやる用事」を書く。
※3色ボールペンを活用した時間の切り分け方、1週間のシミュレーション方法などの手帳活用術、仕事術についても触れられているが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、「デジタル時代こそ「3色ボールペン感覚」が必須スキルとなる」「なぜ「整理法」ではダメなのか」「3色方式とは何か」「くぐらせるー情報との出会い方」「立ち上がらせるー情報を立体化する」「編み出すー情報からアイディアを生む」という章で構成されており、「忘れられつつある「手書き」の威力とは」「捨てるかどうかを決める色とは」「メモの取り方」「キーワードの見つけ方」など、情報過多なデジタル時代だからこそ必要なアナログの3色ボールペン活用法が紹介された内容となっている。また、巻末には、キーワードを拾う力を養う「練習問題」が数問収録されている。

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