鶴田豊和「『めんどくさい』がなくなる本」

・本書は、「情熱と幸せ」をテーマにした講演会・コンサルティングなどをおこなっているか。これまで延べ5000名以上をサポートし、転職や夢の実現に導いた行動心理コンサルタントの著者が、私たちの日常について回る「めんどくさい」という感情とどのように付き合い、とのようになくしていけばいいのかについて、わかりやすく伝えた1冊。

・著者個人の見解だが、「めんどくさい」という感情さ、喜怒哀楽、妬みに続く、人間誰もが持ち合わせている「第6の感情」と考えている。
・私たちが行動できないのは、この「めんどくさい」という第6の感情が大きく目の前に立ちはだかっているからだ。
・「めんどくさい」という感情がなくなれば、悩みの大半が解決する。ストレスもなく、とても楽しい人生を過ごすことができるようになるのだ。

・夢や目標の実現を加速されるためには、行動力が一番の鍵だが、「意志の力」や「やる気」「モチベーション」は行動力と関係ない。やる気やモチベーションという燃料は、きわめて短期的なものなのだ。
・行動が一番続くのは、自然体のとき、つまり、好きなことをやっているときの状態である。人は、無限のエネルギーを持っていて、常に前に進むエネルギーがあり、心のブレーキが外れていれば、ものすごい速さで、ラクに前に進める。
・この「心のブレーキ」が、「めんどくさい」という感情なのだ。心はブレーキを自分の意志で、好きなときに外せたら、自分が必要なタイミングで前に進める。必要なときに必要なだけのブレーキを自分で踏めるようになることが大事なのだ。
※本書の無限のエネルギーとは大きく分けて2つあるが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、「なぜ、「行動するのが、めんどくさい」が起こるのか？」「『行動するのが、めんどくさい』がなくなる4つの原則」「『行動するのが、めんどくさい』を消す技術」「『行動するのが、めんどくさい』をなくす10の工夫」「『人間関係がめんどくさい』のメカニズムと対策」「相手に関係なく、自分が幸せでいられる6つの方法」「苦手な人にうまく対応できるようになる方法」「嫌いな人が気にならなくなる5つのステップ」「『何もかもがめんどくさい』を解消して、希望を取り戻す」という章で構成されており、「めんどくさい」のメカニズム、「めんどくさい」がなくなる方法(スキル)など、めんどくさいがなくなるだけでなく、心も軽くなる内容が収録されている。

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