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井出元子「限られた時間で必ず仕事が終わる ダンドリと予定の立て方」

・本書は、経営コンサルタントの小宮一慶の秘書を務める一方、秘書業務で培った仕事術を発信し、企業研修や秘書室での講演実績多数の著者が、自身の実体験の中から編み出した88のダンドリのメソッドについて紹介した1冊。

88のメソッド(一部)

01 そもそもダンドリって何?
・ダンドリとは、ひとつの仕事が完了するまでに起きる事態を予測して、必要なタスクを洗い出し、最も効率のよい順番や方法でタスクを組み上げ、期限内に実行すること。
・限られた時間の中で、複数のことを間違いなく確実に実行するとき、そこには必ずダンドリが必要。
・やることが同じでも、いっしょにできることをまとめたり、順番を入れ替えたりすると、スムーズになることがある。
※ダンドリ力がアップするための「ダンドリの6ステップ」が紹介されているが、詳細は本書をお読みください。

17 終える時間を決める
・時間内に仕事が終わらない人は、まず今日の仕事を終える退社時間を決めて、手帳に線を引くこと。
・時間管理の第一歩は、終わりの時間を決めること。仕事のあと、友人と会う約束をしていれば、その時間に合わせて仕事を終えて退社する。
・終わり時間が決まっていることで、その時間内に終えることを意識して仕事する。今日の仕事を終える時間を決め、さらにひとつひとつのタスクを終える時間を決めて取りかかることで、集中して時間内に仕事を終えることができるのだ。
※タスクをどのようにスケジュールに入れるかについては、本書をお読みください。

39「復唱」で精度を高める
・指示や伝達の場面で、話したことが間違って伝わったり、誤解されて受け取られたりすると、正確に仕事を実行することができない。
・そこで重要なのが復唱である。指示を受けたら、最後に必ず復唱して確認をすること。「◯月◯日の◯時までに、◯◯様にメールでお送りします」など、期日や数量、相手の名前などのポイントを復唱することで、指示が正しく伝わっているかを双方で確認することができる。
・このように、復唱することでお互いの認識を合わせれば、その後のダンドリが格段によくなる。
※ダンドリよい指示の出し方についても触れられているが、詳細は本書をお読みください。

・本書では、「まずはこれだけ押さえよう ダンドリの基本」「時間&タスク管理でダンドリ力を高める」「コミュニケーションでダンドリ力を高める」「仕事が早い人のダンドリのワザ」「ダンドリ上手な人の整理術」「さらなるダンドリのためのダンドリ」という章で構成されており、「23 割り込み仕事のこなし方」「44 一手先を行く」「55 あえて時間を置く」「72 探す時間をゼロにする」「79 振り返り、記録する」など、楽ではない仕事を楽しくするスキルであるダンドリのメソッド88が紹介された内容となっている。

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