仕事辞めました。
3年間パートタイマーで働いた職場を、本日付で退職しました。
軽く自己紹介しますと、私は4度の転職の後、自閉症スペクトラムという発達障害の診断を受けました。
5社目で初めて、障害者雇用枠での就職をしまして。
多くの事を学び、そして挫折を味わいました。
とはいえ今回はあっさりと。自身の体験を振り返るのは今の私にとって体力のいる事ですので。
自分の内面と向き合う為、これから障害者雇用を検討しようとしている方の為、辞めるに当たった理由を書き記しておこうと思います。
感情が乗り、纏まりの無い日記の様な文章になるかもしれませんが、許してください。
最近自分は強度HSPであることを知りました。
知ったからこそ今は仕方ないことなんだと思えていますが、度々疲れから休みを頂いた時には、「どうしてこんなに疲れてしまうんだろう。自分の考え方が悪いんだ。治せるよう色々調べないと。」とか、「もっと会社の社風に合わせないと。」とかそんな風に考えていました。
その会社は他に今まで一般で勤めていた会社に比べると、クセのある人が多く、協調性に欠けていたり外の常識が通じない事がありました。
それが私には人一倍ストレスになり、解決する方法も分からず頭の中をその問題が埋め尽くし、疲れになってしまっていたようです。
また何か弱音を吐くと、上司に伝わっていることがあり、信用できる人が自分の中で居なかった事も更にストレスを溜めてしまう理由でした。
相談をしてもまともに相手をしてもらえない末端の立場だったので、ひたすら自分で考えて我慢して消化して。
支援機関や精神科も私が平気そうに見えるので、深刻に取り合ってもらえませんでした。
私は我慢できてしまうんですよね。ストレスの容量は人より少ないのに、MAX近くまで耐えれる。だから自分で気づいた時には取り返しが付かなくなっている。
手帳取得前もそれで4回辞めているのに、自分は何故学習出来ないのか。
苦しいです。正直この部分はまだどうしたらいいのかわかっていません。
ただ前兆として、周りに当たったり、悩んで毎日眠れなくなったりしたのでそうなった時すぐに対処できれば。
考えすぎる事がコントロール出来ない方ってそんなにいらっしゃらないんでしょうか。周りに同じ人がいないので、これも何らかの特性なんでしょう。
そんな訳で今年の10月頭に体調を崩し、倒れてしまいました。
その時もう体力的にも精神面でも無理だなと思いまして。
休職の提案も受けましたが、復帰しても周りを気にし過ぎる部分を治せなければ何度も同じことになると思い、辞めることを決めました。
辞める直前になって、周りの方が気を遣って下さる様になり、「言いたいことは言うべきだよ」と言われて初めて、「そういえば私は障害者雇用なんだ」と気付いた位、障害者であることの意識が欠けていたんです。
生まれた時から障害者として生きていたらこういう思考にはならなかったのかもしれませんね。
もう一人同じ立場の障害者の方がいましたが、支援機関を通し、しっかり気を遣ってほしい部分を伝えていたようで、「こんなに楽な仕事なのに。」と言われた時は、「私は今まで何を無駄に頑張っていたんだろう」と労働することに馬鹿馬鹿しさすら覚えました。
辞める事が決まった後の約半月で無理せず人を頼ってみたところ、凄く気楽に働けて、3年間そのことに気付けなかった自分に落胆しました。
君は思ってる以上に体がストレスに耐えられないんだぞ、人を頼れないとダメなんだぞと早く気付いていれば。
だからこそ事前に手帳を取得して障害者雇用を利用したのに。
支援機関には取り敢えず暫くの間休むことを伝えました。
正直自分ではどうにも出来なかった部分もあって辞めているので。
辞めた事自体は後悔はしていません。
今回の職場はそこだけが自分にとって救いでしたが、年も決して若くはないのでこれから先は慎重に自分を調べて見つめていきたいと思っています。
これから障害者雇用枠の就職を考えている、主に自分に近い軽度・中度の障害者の方々に伝えておきたいことを書いて終わりにします。
なるべく最初の面談で無理なことは無理だとハッキリ上司に伝えるようにしてください。
自分から言えないなら率先して支援機関を利用すること。
上司や支援機関に迷惑を掛けてしまわないかとか『一切』考えない様にする。
それが出来ないと苦しむのは自分自身です。
今では色々な所で言われていますが、是非【自分軸】で生きてください。
自分軸で生きても周りはそんなに関心もないし、迷惑にも思いませんので。
私は気付くのが遅かったですが、まだ若い障害者の方は試してみることをお勧めします。