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私の心の中に住む犬が尻尾を振って喜んだことや、私の心の中に住む猫がうまいうまいと食べた…

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私の心の中に住む犬が尻尾を振って喜んだことや、私の心の中に住む猫がうまいうまいと食べたもの、毛づくろいについての話などを記録するnoteです。札幌で暮らしています。

最近の記事

2020年9月

お魚が食ベたい。 私の心の中に住む猫が訴えるようにじっと見てくる。そういえば、しばらく魚のご飯を食べていなかった。 どうやらこの猫は好き嫌いがほぼ無いようだけど、好きな献立の時やおいしかった時は目がパチッと大きくなるし、うまい声がうっかり漏れてしまっていることもあるので分かりやすい。あまり口に合わなかった時やひと味足りない時は、なぜこのご飯にしたのか?という表情をしている。まったく、どこでそんなに舌を肥やしてきたんだ?でも、いまいち口に合わなかった時も残さないで食べるので

    • 2020年8月

      バイクの後ろに乗る時に思い出すのは、ベトナムやタイで原付に乗せられていた犬のことだ。 彼らは当たり前のようにおとなしくじっと乗っていた。えらい。怖くないかどうかは、その犬に聞いてみないとわからないけれど。 私が初めてバイクの後ろに乗った時は、自分のせいでバランスを崩して転んでしまうのではないかとすごく怖くて緊張していた。大丈夫になったきっかけは、何度目かの乗車中、小さな段差の上を走った時に体が浮いて思わず運転手の両肩を掴んでしまったことだ(それまでは、片手は肩、もう片方は

      • 2020年7月

        犬が水辺で遊ぶのが好きだなんて気がつかなかった。 少し前にドライブへ出かけた。今回は南へ。札幌から車で280kmほど走ってもまだ北海道から抜け出せなくて、その広さを思い知る。 道路を南にずっと走って濃い緑がわさわさ茂る山を越えると、視界が開けて海が見えた。この時点で犬は尻尾を振っていて、喜んでいるのがよく分かった。猫は大きな水たまりだなというくらいにしか思っていないかもしれないが、水面がキラキラしているのは好きそうだ。 今回立ち寄った海岸は2カ所で、ひとつは砂浜、もう片

        • 記録帳

          心の中に犬と猫を住まわせている。 犬は散歩好きで、出かけた先で拾ったものを部屋に並べているし、猫は食べたり伸びたりして、時々思い出したように毛繕いしたり毛並みを整えて過ごしている。 私は、普段は会社勤めをしていて、仕事をしている時間は基本的に人間だ。仕事から離れる時に彼らは迎えにやってくる。 犬も猫も、意識して住まわせているというよりは、気がついたらいた。もう随分前からどちらも飼いたいと思い続けていたので、無意識のうちに自分から彼らの方に寄せていった結果なのかもしれない

        2020年9月