その１　踊ると良いことがある

もしマトリックスみたいにこの世がループしてたら

私は東北の田舎で生まれて、4歳でダンスを始めます。

ある時、ママが新聞を開いてダンススタジオオープンの記事を

読んでいたらそれが合図です。

『いっちゃん、ダンスやるー？』

って聞かれたら、『うん！』と答えるのが良いです。

その後の人生が楽しくなります。

ダンスをすると良いことは

友達ができる。

人前で緊張せずに話せる。

自分を客観的に見ることができる。

海外にお家ができる。

音楽の力を知ることができる。

舞台に立ってキラキラした一瞬を味わえる。

嫌なことがあっても、それを表現に生かせる。

体を変な風に動かすことができる。

キリがないです。

小学生でテニスを始める機会が来ます。

両親が元テニス部だからです。

はっきり言います。向いてません。笑

今世の私に勝負ごとは向いてませんでした。

試合中に、

あ〜あ〜ダンスだったらポイント数えなくて

良いのに〜って思うでしょう。

一度だけ東北大会まで行けますが、何度も負けて

親に怒られて泣きながらお風呂に入ることになります。

向いてないことを見定めて、辞める勇気も大事です。

そのあと高校からダンスを再開してから良い人生を

歩みます。たとえテニスの試合で勝てなくても、

ダメな人間な訳ではないのでそれほど思い詰めなくて良いです。

頭で考えて始めたことより

なんとなく直感で始めたことが案外うまくいったりします。

理屈より心に従うのも良いでしょう。

４歳でダンスを初めて、

ダンスの先生になりたーい

って言ってた夢は後々叶います。

ダンスの先生って仕事っぽくないな。

ミッキーの中の人になりたい

って言った方が職業っぽくて安定してそうと考えて

将来の夢を変更しますが、世間体を考えて変更した夢は

叶わないし、後に興味もわかなくなるでしょう。

ダンス、楽しいです。

ぜひ、２回目の人生でも踊ることをおすすめします。

（といっても、苦労なくうまくいく天才肌ではないので

ちゃんとレッスンに通ってください。）

おしまい