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#黒歴史
給食の時間の放送委員みたいだった頃の話
給食の時間に、放送委員がマイナーなジャンルの楽曲を流して眉を潜められる話を時々見かける。
私はそれを見て心臓のあたりが痒くなる感覚を覚える。
私がまさにそういうことをしてきた人間だからだ。
それはなぜなのか。
皆もその楽曲に感銘を受けると確信していたからだ。
歌詞カードを見なければ歌詞を聞き取れないような楽曲でも、皆がしっかりと耳を澄ませて聞き取って歌詞の世界観に胸を打たれるはず。
間奏のギター
コンテンツと現実の残酷なまでの乖離の話
(あるいは、”「アゲハ蝶」の世界をどうしようもなく羨んでいた12歳の頃の話”の続編)
ステイホームが長期化して昔読んだ漫画をKindleで買い直すことが増えた。
その中で、当時そのギャップに胸がつぶれそうになったものに行き当たった。
それはなんてことはない、中学生が放課後に制服姿でアイスを買い食いするシーンだった。
私の通っていた中学校は田舎であることと荒れていたこととがあって、校則がとても
愛情についてちゃんと理解していなかった頃の話
私は、与える・相手のことを知る、というタイプの愛情をよく理解できていない。
誰かを好きになると「私を理解したいと思ってほしい」という感情が暴走してしまうのである。
今の恋人のおかげでそれはかなり緩和されたが、まだ根の部分は残っている。
16歳のときと23歳のとき、それを恋愛と呼ぶにはあまりにも歪過ぎることをした。
▽16歳、あれは本当の意味の初恋だったのだろうか
高校生になり、それまでの狭
32歳腐女子側だった頃の話
いま話題となっている「32歳腐女子」の記事を読んで「ああ、当時の私だ」と見につまされる思いをした。
正確には腐女子ではないのだけれど、年齢不相応の子どもっぽさというのが同じなのである。
知り合いには一度も話したことがない当時の事をここで全て書いてみようと思う。
長くなりそうだ。
年齢不相応人間、爆誕2012年、23歳になる年のことだった。
私は就職先が決まらないまま大学を卒業し、就活浪人になっ