ポケモンに生かされている
家族はもちろん友人知人も、私といえばポケモンを連想すると思う。
つわりも出産もポケモン(と鬼滅の刃)がなかったら乗り越えられなかった。
それくらい、ポケモンが好きだ。
でも実はポケモンのゲームは最新の剣盾とリニューアルしたポケダン、スマホのポケモンGO、ポケモンカフェミックスしかプレイしたことはないし(そもそもゲームが苦手で、まともに出来るのはどうぶつの森くらいしかなく、剣盾は夫に手伝ってもらってクリアした)、すごくポケモンに詳しいわけでもない。ましてやガッツリ世代なわけでもない。
じゃあ何が好きなのかというと、キャラクターとしてのポケモンたちと、その世界観と、グッズだ。
ポケモンは現在800種類以上いる。 ピカチュウなどの可愛いもの、リザードンのようなかっこいいものだけでなく、気持ち悪いものもシュールなものもあり、きっと誰でも一匹は気にいるポケモンがみつかると思う。
次の文章を読んで欲しい。
「すてられた おんねんで うまれる。 たいせつに されると まんぞくして もとの ヌイグルミに もどるという。」
これはジュペッタというゴーストタイプのポケモンのポケモン図鑑での説明文だ。
こんなふうに一匹一匹のポケモンに生態やストーリーというバックグラウンドがあり、奥が深い。(ちなみにこの説明文を読んだ私はいたたまれなくなってジュペッタのぬいぐるみを買い今うちにいる)
最新作のポケモンソード&シールド(剣盾)では、主人公が最初にもらうポケモンをライバルと二人で三匹の中から選ぶ際、最後に残ってしまった一匹をチャンピオンが連れて行くことになっている。
選ばれなかったポケモンに対する優しさが感じられ、なんともほっこりする。最終的にそのポケモンはチャンピオンに鍛えられ、成長した姿で主人公の前に現れるのだ。
ゲームでもアニメでも、ポケモンは人間にとってとても身近な存在として描かれている。実写版映画の「名探偵ピカチュウ」が一番わかりやすいかもしれない。おすすめ。
SNSで「ポケモンがいる生活」などのハッシュタグを検索すると、多くのポケモンファンが、まるでポケモンと暮らしているかのような文章や写真やイラストが見つかり、もはやポケモンはいるとしか思えなくなってくる。
そこで、
ポケモンと暮らしたい
という気持ちをほぼ叶えてくれるのがポケモンセンター(ポケモンのグッズが売っているお店)だ。
そこにはありとあらゆるポケモングッズがある。
たとえばポケモンfitというぬいぐるみシリーズ。このシリーズはなんとポケモンのゲーム赤緑金銀に登場する251匹を全て網羅しているのだ。ピカチュウのような可愛い売れそうなポケモンだけではなく、まんま蛹のポケモンであるコクーンなども売っている。 ポケモンセンターではディズニー並に新商品が続々登場するが、マニアックなポケモンがセレクトされグッズになることも少なくはなく、よくぞ!と感動することもしばしば。
会計を待つ列に並ぶ人々を見るのも好きだ。老若男女それぞれ思い思いのポケモンを手に嬉しそうにしている。
あのパンクっぽい女の子はゲンガー、あの観光客っぽい外国の方はカイリュー、あのお兄さんはナッシー、OLさんみたいなあの女性はコダックが好きなのか…
たまに意外な組み合わせもいたりして、でも皆「きみにきめた!!」という感じでとても大事そうに抱えているのだ。
店員さんの愛もすごくて、皆推しポケのグッズを身につけている(こないだ見たお姉さんはエアームドのぬいぐるみだった)。そして会計の際、イーブイ1匹ですね!ヒバニーを連れて帰る袋はお持ちですか?ナックラー可愛がってあげて下さいね!などとポケモン愛あふれる言葉をかけてくれたりする。
だから私もポケモンセンターに行く時は今日はどんなポケモンを連れて帰ろうかな?とワクワクするのだ。
このご時世、しょっちゅう店舗に行くことは難しいが、ポケモンセンターはオンラインも充実しており、可愛いポケモンの箱で届くので幸せな気持ちになる。ポケモンの種類ごとにグッズ検索も出来る。
ちなみに私の推しポケは、沢山いすぎて決められないのだけれど、一匹は間違いなくピカチュウだ。理由は息子に似ているから…。
ああ、ここまで書いていてポケモンセンターに行きたくなってきた…。ポケモンたちに会いたい…。
もしこのとりとめない文章を読んでポケモン気になってきたな…という人が一人でもいたら私は幸せです。
さて、今日もまたシティーガールとポケモンヲタの両立について考えながら寝るとするか。
(写真はお気に入りのイースターのヒバニー。よく話しかけている。)
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