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宅建ブログより考察(物事の考え方/第6回)・・・PDCAとは?

宅建ブログ「宅建試験!初心者のための一発合格サイト(物事の考え方)」
今回は、PDCAとは?について紹介します。

物事の考え方☆PDCAとは?(2011.1.30掲載)
 ISOを取得されている会社に勤務されている方には、おなじみのことだと思います。
 私もISOの審査のときに学習して知ったことになります。
PDCAとは・・・
lan(計画)
o(実行)
heck(評価)
ct(改善)
 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善することになります。
 この4段階を順次行って1周したら、最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くように1周ごとにサイクルを向上させて、継続的に業務改善する。
この考え方は、前述したようにISO 9001(品質)ISO 14001(環境)などの管理システムや、ソフトウェア開発におけるスパイラルモデルを始めとする反復型開発などにも反映されています。
 また労働安全マネジメントシステムでは、ISOと同様なPDCAサイクルを活用して危険元凶を特定し、リスクアセスメントを行うことでリスク低減を継続的に実施しています。
 この方法を考えられた人は、1950年代、品質管理の父といわれますW・エドワーズ・デミング(博士が、生産プロセスの中で改良や改善を必要とする部分を特定・変更できるよう
プロセスを測定・分析し、それを継続的に行うために改善プロセスが連続的なフィードバックループとなるように提案されました。
 さて、これを学習に応用した場合、どうでしょうか?
9ヶ月学習計画をたて、まず、最初の3ヶ月学習を実行する。
3ヶ月後に評価を行い、次の3ヶ月は改善した計画に基いて実行する。
次の3ヶ月後(最初からは6ヶ月後)に再び評価を行い、残り3ヶ月は更に改善した計画でラストスパートをかける。
6ヶ月学習計画の場合は、2ヶ月のサイクルで考えてもいいと思います。
学習にも十分応用が可能なPDCAサイクルを活用するのも一つの手段です。

 PDCAを記載したビジネス本は、その後沢山登場しています。
また、PDCAに別な付加価値をプラスしたり、変化させた考え方の本も登場しています。

 本家本元、ISOでも単純にPDCAをこなしていればいいという概念から、顧客満足災害や課題に対しての応急対応リスク管理など考え方が広がっています。
数年前、ISO 9001(品質)を取得しているのに社会問題が発生しました。
それ以降、ISOにも風当たりが強くなり、改善されたと思います。

 マスコミが何かあると、まっさきにマニュアルに焦点をあてますが、所詮はマニュアル・・・
イレギュラーや想定外のことには対応してくれません。

 マニュアル運用は当然としても、いざ想定外の問題が起きた時に担当や部署・部門がどうするのか?
こういう流れをきっちり決めて周知徹底しておく必要があります。

 日本は、隠蔽体質がくすぶっています。
いざ問題がおきれば、大企業なら持ちこたえられますが中小は厳しいですね。
社員が路頭に迷うことになります。

 大企業であれば、サラリーマン社長であり、自分の代の時は無難に過ぎ去りたい気持ちもあるでしょう。
また中小企業であれば、オーナー社長が多いですね。
オーナー社長の舵取りで明暗をわけます。
オーナーの周りにイエスマンだらけの人財であれば・・・危険です。

 これから就職される方は、単に会社のネームバリューやイメージだけで選んだりしない方がいいと思います。
大企業が必ずしも安泰ということではありません。
いざ、何かあった時、社員を守ってくれるかどうか・・・
そういう点では、中小企業には素晴らしい会社が沢山あります。
人を大切にする会社もあります。

 20年先、30年先がどうなのか?
考えた方がいいですね。

今日も記事を読んでくれてありがとうございます。いろんなテーマで書いています。あなたの心に届いた記事は、ありましたか?自営業として苦戦の毎日ですが、明るい心を忘れずに日々取り組んでいます。あなたの応援が、私の明日の糧になります。ご支援に大変感謝です。