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自分ごと化会議に参加してみて 〜意思表示、大事だよ〜

自分ごと化会議、終わりました。



今回参加してみて、思ったこと。



人と同じ意見になるのは難しい
 

当たり前だけど、それを痛感した時間になりました。


全6回中、3回の参加で、会議全体のことは見れてはいないけど、こういう自分の考えを人に伝える場にいることは自分自身が何を想い、どうしたいか?を常に考えれる時間ともなって、

少し収束しつつあるが、コロナ禍であってもやはり生活のスピード、テンポは早いと感じる今。

それは私がのんびりし過ぎかもしれないのだけど、それでも周りを見ているともっとも感じることで、だから、自分に向き合う時間って取りにくいと思う。

 


そういう中、参加してみて感じたことは、

原発はいらない

だ。


松江市は県庁所在地にも関わらず、原発を3基有している街。その距離、10km。

今回、『自然エネルギー』についての話し合いだったけど、必然的にこの原発もエネルギーの一つとして組み込まれていた。

けど、『自然エネルギー』= 再生可能エネルギー、つまりは太陽や水、風などを利用し、エネルギーを発生させ、化石燃料などとは違い、地球環境に負担をかけない所がこれからの希望になるのだけど、

原子力も二酸化炭素を出さない、クリーンなエネルギーと謳われたが、実際はどうだろう?



私は3.11のことが頭に焼き付いて、離れない。 

向こうに知り合いがいる訳でもないのだけど、地震が起きた後、常にメディアに映し出された人々の姿を見ていた時に、これは私たちがちゃんと考えていかないとならん問題だよなって思っていた。だって、私が住んでる街には原発があるんだもん。


事故後、10km圏内の家庭にはヨウ素剤が配られ、万が一のことがあれば、県内外への避難地域が指定され、でも、全く縁もゆかりもない土地。

何か嫌だなって、発表された時に思ったし、他の人も同じように感じてた人もいるかもしれないと思っている。

故郷に帰れなくなるのは、嫌なことじゃない?



この配布やらの動きは一つの姿勢とは言えるんだろうけど…


結局は、犠牲になってください。

ってことでは?とやはり感じてしまう。


原発を新規に受け入れる地域はないし、そう考えるとそもそもの時点で松江には拒否権がないということにもなる。…それって、冷静に考えると怖いことだ…。

資源として使うには怖い、という気持ちを私は持っていて、だからこそ提案書の最終稿にに『原発を利用する』と一文が追加されていて、驚愕。 


自然エネルギーを推進する為には、これまでの手段は一度手札から外すことが新たな一歩に繋がると私は感じた為、抗議したけど、一つの意見であるからと言われたけど、そもそも話す気もなく、ちゃんと取り合ってもらえなかった印象が強い…。


そう考えると、この『自分ごと化会議』すらもつまらない政治の渦に飲み込まれてるんだなぁと感じ、民意はどこにあるのだろうと思った。 

自分たちのことを考え、意見し、すべてが通らないことは含んだとしても、かき消されるのはちょっとなって…

私は納得していない提案書からの名前は削除してもらい、でも、まだその問いは見つかっていない。

 


仏の手のひらの上の孫悟空の気分。



……



今週末は選挙ですね。

この記事は一度引っ込めたんだけど、再度改めて書き直し、読んでもらおうと思いました。


『原発』に関しては、各党それぞれの意見を述べられていて、注目されている項目の一つです。

『原発』がある地域はやはり抱えていかないといけないのですか?と思ってしまったし、将来の人たちに残すものなのか、考えて欲しいとも思ったんです。

コロナ禍でライフスタイルが変わりつつある世界で、、これまでとこれからは違う風になっていく感じだから、次の世代に伝えるもの、そうでないものも見極めた方が、この国に住む人たちにとっての分岐点でもある気もしていて、今度の選挙、大事ですよね。



…私は選挙権が島根にあり、今回選挙に行けないのです…


なので、選挙に行けるみなさん。
自分自身の人生に何が必要で必要でないか、ぜひご自身の意思表示してくださればと思います。


よろしくお願いします。



出会ってくれて、記事を読んでくれて、ありがとうございます。演劇をやっています、創るのも、立つのもです。良い作品を届けれるよう、日々やって参ります!