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朱に交わらない

「朱に交われば赤くなる」

と言う言葉があるけれど、
最近、それ、違うんじゃないかなぁと思い始めている。


コロナが少しばかり落ち着き、演劇を観に、好きな劇団やこれまで観たことないけど評判が良い所、タイミングが合えば、観に行った。

配信も良いけど、五感で楽しめるのが劇場で観る楽しさ。

これまで観てなかった分、また勉強したいなぁという気持ちもあってか、後、良い環境で公演に携わることができたこともあってか、目が肥えた感じがする。

やるのも大事だけど、観るのもブラッシュアップの一つ。

かなり勉強できた、学んだことをやることに繋げるのはまた別の話だけど。


劇団のカラーや演出家のテーマの持ち方によって表現は変わる。

ただ一つ気になっていることは、これは私の観てる作品が偏っているだけかもしれないけど、暗い空気が作品に漂ってるのが多い気がする。演劇は時代そのものが出るものだと思うから、仕方ないのかもしれないけど…。


そういうものを観ていると、自分の中の反骨精神みたいな塊が「私がやりたいものは?」と言うことを絶えず問いかけてくるのが今、この時で、

昨日も思ったんだけど、


私は、日常がサイコーと思うんだ。


当たり前に生活をするってことは、日々がルーティン化していると特別なことではないのかもしれないけど、

それは日本の中の視点で、世界に目を広げれば、とても豊かな生活をしている国だし、

今の国内の情勢を見ても、やっぱり普通に生活できてるって、すごいことだ。


その中に、それぞれのドラマがあり、それは言葉でなくとも滲み出るもので、私はそういう人や物事を尊敬してしまうし、素晴らしいと思う。



だから、自分が創るもの、書くものはそれを伝えたい。前から言ってるけども、

日常は素晴らしく、尊い。

それを表現するのに必要なことは積み重ね。
時間の使い方をうまくやれるようにするのがまずは当面の目標。


私は、私が見たい世界を創ろうと思う。



出会ってくれて、記事を読んでくれて、ありがとうございます。演劇をやっています、創るのも、立つのもです。良い作品を届けれるよう、日々やって参ります!