【Bubble】プロダクトのデータを可視化・定期Slack投稿する【Google Analytics】

プロダクト(Bubble)はつくったものの、データ計測をどうしようか。
手動で取引数や流通総額かぞえてます!これなんとかしたい!
GAはみんなが見るには情報多すぎて微妙、でもデータを定期的にみんなで見たい
出来るだけ保守性を高めるため自分でコードを書きたくない。ノーコードorサーバレスでいきたい。

こういう状況の方の助けになればと思います。
(これらは僕の悩みです)
以下のことを解決できるように書きます。

GAの情報をSlackで定期投稿できるようになる
BubbleのデータベースをGoogle データポータルを用いて可視化、Slackに定期投稿できるようになる

私は、スタートアップで技術開発をやっています。UONTED(ウオンテッド)という水産品を漁師さん、仲卸さん、魚屋さんから直接買うことができるプラットフォームを開発しています。プロダクト自体はBubbleで作成しています。ノーコードです。

方針

・GA(Google Analytics)の情報をSlackで定期投稿設定をする
・Bubbleのデータベースからスプレッドシートへデータをエクスポート
・↑のエクスポートデータをGoogleデータポータルで可視化
・Google データポータルで可視化したデータのサムネイル画像とプレビューURLをSlackで自動投稿

です。

なぜこのような選択肢を選んだか?

私の目標としては、「定期的にプロダクトの最新のデータを、社内全員(インターン生含め)が簡単に目に入る状態」をつくりたい。です。こんな感じで数字を見ながら語り合いたいですよね(合宿みたい!素敵!)

画像1

【定期的に】→メールやSlackで自動通知(社内ではSlackを使用しています)
【最新のデータ】→可視化するデータ(GA及びBubble)の更新を自動化
【社内全員が簡単に目に入る】→公開されたWebページ(NotionやGoogle Site)or Slackで流れてくる

以上のことから、以下の選択肢を考えました。

1. Google データポータルでGAとBubbleデータを可視化、Slackへ自動投稿設定をする
Pros:
①みんな使っているSlackなので、目に入るようになる
②簡単に可視化&データ可視化ツールが分散されずに済む
Cons:
①Google データポータル上の更新ボタンを押さないとGoogle データポータルの情報が更新されない

2. Google SiteにGoogleデータポータルを埋め込み、社内に共有(Slackに定期投稿)する

スクリーンショット 2020-07-23 11.45.51

Pros:
①GA以外の情報も掲載できる(ロードマップやガントチャート等も掲載して、技術部の情報開示できる)
②URLをクリックすれば誰でも見られる
Cons:
①Google データポータル上の更新ボタンを押さないとGoogle データポータルの情報が更新されない
②URLをクリックしないとデータが見られない

3. その他(調査して良いツール発見したら使ってみよう)

以下の点に従って、調査してみる
①Google データポータルの手動更新の部分を自動化できるツールないか?
②最新ツールに触れたい(超個人的)

最終的な選択肢

GAのデータはstasbotを使ってSlackに定期投稿。BubbleデータはGoogle データポータルを定期投稿。
Pros:
①statsbotでGAのデータ取得→Slack定期投稿が完全に自動化できる
Cons:
①プロダクトデータは手動更新必要
②管理するツールが分散する

です。
GAのデータ取得からSlack投稿を、ノーコード&自動化できるのは大きな利点だと判断しました。管理するツールが分散しますが、それは許容しても良いかなと。

長くなりました、以降実装です。

GAの情報をSlackで定期投稿設定をする

GAの情報取得→Slackに自動投稿の2ステップを簡単にできるstatsbotというサービスがあります。Slackで自動通知ができるようになるまでがとっても簡単でした。

やり方はこちら参考にしました。

定期投稿させているのは以下のコマンドと、自作のグラフです。

@statsbot schedule summary last week weekly
@statsbot  schedule summary today daily

statsbotのコマンド一覧はこちらを参考にしました。

以上の結果。以下の通知ができています。

【毎日23:00】summary・sources/media today

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【毎週月曜日8:30】summary・過去30日間DAU・過去30日間sources/media・過去30日間conversion数

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Bubbleのデータベースからスプレッドシートへデータをエクスポート

BubbleのAPI ConnectorとSheetBestを使って、スプレッドシートに必要なデータをPOSTします。詳しい解説は、また後日記事にします。

なぜ一度スプレッドシートにエクスポートするかですが。Google データポータルから直接Bubbleのデータベースにアクセスできない(方法はありますが、私はやったことがない)ためです。スプレッドシートならばGASで扱うこともできるし、使ったことがあったので開発のスピードが早められると判断しました。

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スクリーンショット 2020-07-23 14.09.40

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このようにスプレッドシートにエクスポートできます。

エクスポートデータをGoogleデータポータルで可視化

Google データポータルを開いて、グラフ化します。

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先程Bubbleからエクスポートした先のスプレッドシートを選んでグラフを作成!流通総額・会員数・総出品数・取引数のデータのグラフをつくりました。運用一日目なのでまだデータが一つです。

スクリーンショット 2020-07-23 14.23.26

そしてこちらのデータ更新の際は、Bubbleからデータをエクスポート→Google データポータルの更新ボタンを押さないと更新されません。めんどくさいです。解決方法あると思うので調査します。

Google データポータルで可視化したデータのサムネイル画像とプレビューURLをSlackで自動投稿

最後です。Google データポータルで作成したグラフをサムネイル画像として、プレビューURLとともにSlackに自動投稿できるようにします。

こちらを参考にGASを使ってSlackに自動投稿します。サムネイルの生成方法はGoogle のマニュアルに従います。

ここで難関。。。サムネイル画像がSlackで小さすぎる。。。

サムネイル画像を見てもさっぱりわかりません。もっとグラフや文字を大きくするか、オプションによって変更されるか確認する必要がありそうです。

スクリーンショット 2020-07-23 14.42.19


まとめ

定期的にプロダクトの最新のデータを、社内全員(インターン生含め)が簡単に目に入る状態」をつくるために、GAとBubbleのプロダクトのデータベースを可視化・Slackに自動投稿するものでした。
実装の部分、駆け足で記述してしまった部分があるので、詳しく聞きたい方はコメントもしくはTwitterに連絡ください。お気軽にどうぞ!

https://twitter.com/chokinbakochoki

みんなで同じ情報を見て、進めていくというのが大事だと思います。人は情報を抽象化してしまうものなので。うちではインターンをしてくれるメンバーが増えるので、楽しみです。日本の水産業界を支えるためがんばります。

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