「私らしい働きかた」って何だろう？

「働く」
社会人になり必ず付き纏う言葉だ。
「働く」って当たり前のように使われる言葉・行為だけれども改めて、
「働くって何だろう」
「私らしく働くってどういうことだろう」
「自由な働きかたって何だろう」
みたいに「働く」について僕が思うことを書いていきたい。
なんか、哲学的になってしまいそうな、、なるべくならないようにポップに書ければと思う。

職歴・経歴

まず、どんな人物がこの文章を書いているのか知らないと読む気にならないと思うので、簡単に僕の職歴・経歴を紹介する。

大学卒業後、
2009年　大手鉄道会社に入社、駅員、車掌、運転士を経験
2015〜2016年　29歳で退職。自身のやりたいこと、好きなことをやろうと決意。走って47都道府県を巡る「日本一周旅ラン」を実施
2017年　長門市地域おこし協力隊着任。ランイベント企画運営や里山を活用した新しいトレイル「ながとトレイル」づくりなどを手がける。
2020年〜　国立公園のアクティブレンジャーに着任。山のスキルを磨くべく、仕事プライベートともに山へ赴いている。現在36歳

一度はやるであろう人生の振り返り

大学卒業後に、大手鉄道会社に入社した。志望動機としては就職活動をしていくなかで「過去の自分を振り返ってみよう」みたいなので「子供の頃に電車の運転士って憧れたよなあ」と男の子であれば一度は経験するであろうという過去の記憶で鉄道会社が候補の一つにあがっていた。
今振り返れば、めちゃくちゃ忙しいわけでもないし、それなりの給料もいただいていた。まさに安定という言葉がしっくりくるだろう。
でも、働くなかで何かが足りなかった。
「オレはこのまま定年退職までこうやって働いていくのかなあ、、、」
という疑問が生じ、そのイメージが持てなかった。
一生に一度の人生。
自分のやりたいこと、好きなことを生涯かけて一つでも多くやっていきたい。
そう決心して走って日本一周の旅に出たのを今でも鮮明に覚えている。

情熱を燃やせるものに出会う。必ずしも仕事でなくてもいい。

過去の点を振り返って「運転士」という仕事を目指したけれども、今をよりもっと見つめ直す必要があるんだなって気づく。
「今の自分は何が好きで、何をしたくて、誰といたくて、何に興味があるのか」を考えて、「今の自分に」フォーカスをしていく。だって、今生きているのは今の自分であって、過去の自分ではない。
その絞り出した中から、自分が本当に心の底からやってみたい！ってことをやればいいんだと思う。情熱を燃やしてできるもの、その１つが見つかれば、最幸なんだと思う。その中で、大切なのは必ずしも仕事である必要はないと思う。その時は仕事じゃなくても、将来その経験が生きて仕事につながるかもしれないし、別の仕事に結びつかなくても、やりたいことをやればいいんだと思う。

働く前に生きる（暮らし）がある

「ワークライフバランス」なんてよく言うけど、ワーク（働く）があってライフ（暮らし）があるのだろうか？いや、ライフ（暮らし）があって、その一部にワーク（働く）があるのだから「ライフワークバランス」というのがしっくりとくる気がする。

とは言っても生きていくために働く。

仕事じゃなくても好きなことをやればいいと前談で書いたが、今の社会で生きていくためには最低限の収入は必要だ。これがジレンマなのだが、好きなことで仕事に近づくように、模索し行動してきた。日本一周中は特に収入はなく貯金を切り崩して好きなことをしていた。その後貯蓄も底をつき、仕事を探していくなかで地域おこし協力隊になった。協力隊では日本一周中に出てきた次の「やりたいこと」「好きなこと」をやれることができた。具体的には、ゴミ拾いやランイベントの企画運営、新たなトレイルの道づくり。などを初めてながら、実現することができた。その後は好きなことである山に関しての経験をもっと積みたいという思いで、富山へ移住して、仕事も山に関わる仕事をしている。休みは、北アルプスや、富山の山、長野の山など行きたいフィールドへ行くことができる素晴らしい環境だ。

ゴールライン（夢）が決まってなくても、模索しながら好きなこと、やりたいことをして生きていく

「自分の好きなこと、いわゆる趣味みたいなのはいつくかあるし、それはそれで楽しくやっているけど、今の仕事で、今の自分の姿でいいんだろうか？」
なんて思っている人は結構いるんじゃなかろうか。
なんて言ったって、僕がその1人だからである。
現状に、そこそこ満足はしているけどやっぱり、もっと理想や夢を描いて生きていきたい！
その方がよりハッピーで、楽しい人生だと信じているからだ。
変化を恐れず、現状に満足せず、今を楽しむ！
今の僕の夢は
「場所にとらわれずに、自分で舵をきりながら働き、生きていく。」
ことだ。
その一歩として、ライター業を生業にできるように取組んでいる。
一度きりの人生。悔いなく、やっていこう！

#私らしいはたらきかた
#スラッシュワーカーズ