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父が母に残した素敵なもの


今回紹介するお話

「僕が小さい頃に亡くなった父はマンションの10階を母に残した」

今回紹介するのは、亡くなった父が残したマンションの10階で毎年、母と一緒に花火を見ながら父を偲んでいたという男性の投稿です。
※投稿時期に関して
まとめサイトと思われるものでは2009年時の投稿を確認できましたので、
実際の投稿は2009年か、それ以前と思われます。

このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。

投稿内容

母は、僕を女手一人で育てた。

僕の幼かったころに、亡くなった父は、マンションの10階を母に残した。
そのマンションからは、夏に花火をみることができる。

父と母が過ごした街の花火。毎年花火の時には、窓際にテーブルを移動して、母と一緒に父を偲んだ。花火はいつもきれいで、母はうれしそうだった。父は、母に素敵なものを残したなっと思った。

でも、それは長くは続かなかった。僕が高校の時に、うちのマンションの前に、もっと高層マンションが建設されたのだ。僕は、景観が悪くなるなぁって、思ってた。

その年の花火の日、いつものように、テーブルを移動して準備してた。
花火みれるかな?って、心配だった。

花火みれなかった。見事にマンションで見えなくなってる。音だけの花火。
あんなに悲しそうな母の横顔を見たことがない。

僕は、母を連れて、川辺に歩いていった。母と見上げた初めての花火。

父さん、心配するな。これからは僕が母さんを笑顔にする。

YouTube

このお話を元に作られた動画がありましたので、一部を紹介します。
※ご紹介する以外にも動画はあるようです。

(2ch)ひまつぶしチャンネル『LAN』

【2chショート】フランス座

さいごに

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。
なお、掲載している画像は いらすとや 様から頂きました。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


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