お客様の心を掴む手紙を書ける重要性を語ってみる
お久しぶりです。パライバです。
最初の記事から少し日が空きました。
夢のアレキサンドライト ブラジル産(0.4ct)
を購入させて頂き、山梨の夢いっぱいに澄んだ青空に
想いを馳せながら、
次なるキャリアの階段へと進みつつある
今日この頃。
私パライバは、去年は新卒として製造小売会社で働き、
本当に実りある、ご縁に恵まれた1年だったなぁと
感謝しております。
人生の大先輩であるお客様からも、
カッコイイ先輩社員からも本当に多くのことを学ばせて頂きました。
どの地域でも学びがあり、
人としてもビジネスマンとしても
成長できた気がします。
その中で、私がこの会社で特に
実践してよかったなと思うことを記録して参ります。
千葉県で私は現在の礎を築きました。
生まれて1番尊敬できる、人望も厚く全国でトップ営業マンだったS先輩と運よく仕事させていただき、
最初に教えていただいたことはこうです。
「俺が思うに最強の営業マンは
✔︎︎︎︎明るい、ポジティブであること
✔︎︎︎︎誰よりも素直で、謙虚であること
✔︎︎︎︎さわやかで、清潔感があること
✔︎︎︎︎礼儀と気遣いが卓越していること
これを全て意識しなさい。パライバは人から可愛がられるという生まれ持った才能があるから。それで充分よ。
変な小技やスキルなんて最初は全く必要ない。
上ができたら間違いなく、誰からも可愛がられるし
こっちが物を売らなくても相手が買ってくれるようになるから」
社会人として2ヶ月目でトップ営業マンであるSに教えを受けながら、仕事できたことは今思えばとんでもない財産でした。
正直の話、私は接客に関しては
誰よりも自信がありました。物を売れるかは置いといて
それでも、やっぱりSがそばに居ると
自分の存在なんて塵のようなものです。
自分がどんなに頑張っても足掻いても、
そのS先輩に注文が全て流れます。
ここで初めての挫折を経験しました。
全ての要素において勝てませんでした。
だからこそ、私はSが今はしていないことで
お客様を作っていこうと決めました。
それは手紙を書くことです。
立場上、Sは忙殺されていたので、昔は手紙を書いていたそうですが、その時は書いておりませんでした。
もちろん、Sは今は書いていないだけで、
手紙も極めておりましたので、
手紙の極意を教わりました。
同じ人に何回も手紙を送ればいいというわけではなく、
適切な手紙(質のいい手紙を書くことが重要)がいいそうです。
色々試しました。
ハガキサイズの紙に短いメッセージを書くことを全てのお客様にさせて頂いたり。
商品をお求めいただいたお客様にA4サイズの手紙を書いたり。
50万以上のお買い物をしていただいた方限定で3枚綴りの手紙を書いたり。
お礼は言われるのですが、
その全てはお客様作りという意味では
あまり意味の無いものだった気がします。
私が手紙を毎日10人ずつぐらいに書いているのをSは知っておりました。というのも、手紙を書きなさいとSから教えて頂いたからです。
でも、Sは言います。
「俺が手紙を書きなさいといって、それを続けられた社員はパライバが初めてだよ。みんな最初は書くんだけど、続けられない。でも続けたことにまず意味がある。本当にお客様のことを大切に想う心がなければ、そういうことはできない。お客様を大切にする姿勢はこれからも続けて欲しいから、1つ俺の経験から手紙を書く上で
富裕層に気に入られる手紙の書き方を教えてあげるよ」
私のその時の表情は、砂漠で迷い込んで途方に暮れてた時、オアシスを発見したような高揚感に駆られていました。
ここから先はいつか限定公開にするかもしれません。
Sが言う、富裕層に気に入られる手紙の大事の要素は
3つありました。
①形式や字体は規則に従って、書き言葉で書く
②自分の周囲の人間、特にトップの人をたてる
③手紙を送る相手との、
本当にたわいもない思い出エピソードをいれる
以上です。
それぞれ説明させていただくとすれば、
①は字のごとく、
頭語 「拝啓」「謹啓」など
時候の挨拶、安否伺い 時候の挨拶、
先方の安否を尋ねる文・日頃の感謝を伝える文
起こし言葉 「さて」「このたびは」など
本文 手紙の本題
結びの言葉 今後の厚誼を願う文
先方の健康を祈る文、お礼やお詫びなど
結語
に従うことで、字は綺麗であればあるほど
読む人の心を掴むことができるということです。
はじめは、私のブログのくせで
話し言葉を小刻みに入れてあまり堅くならないような
手紙を意識しておりましたが、
それでは、「立派だ」「信頼できる」
と思ってもらえません。
商売で重要なのは、「信頼してもらうこと」
なので、信頼に値する人物かどうかを手紙でアピールしなければいけません。
字が間違っていたり、変な言葉遣いをしている限り、
富裕層のお客様は、優しくは接してくださりますが、
1人前として認めるのはまた別の話なのです。
②は手紙に限らずですが、周囲の人間をたてるというのは周りにまわって自分をたてることに繋がるそうです。
例えば、
私は毎朝6時に起きて、深夜2時まで働いております。
どの先輩よりも働いている自信があります。
なので、必ず出世してみせます。
これか
私が今この地域で大変多くのお客様に可愛がって頂けておりますのは、○○さんがいつも手取り足取りご指導して下さり、私が理解できるまでアドバイスをして下さるからです。
○○さんに恩返しするためにも、
これからも不器用ながら精一杯精進して参ります。
どちらが謙虚で可愛く見えるかは
言うまでもないと思います。
おかげさまで〜、私が今○○できておりますのは、
ひとえに○○さんの尽力があり〜、
という言い方ひとつで印象がガラッと変わります。
周囲の人がどんなに酷くても、何もしてくれなくても
必ずたてることが重要だそうです。
お客様は自分が意識する以上のことを見られております
周囲の人から雑にされようが、良くされようが
必ずたてること。
「周囲を立てられる人間が、
必ず最後は笑える日がくるから
今は分からなくても信じて欲しい」
と言われて以降、
毎日私は周囲の人間をたてることを意識しております。
③のたわいもないエピソードは、送る相手との距離感をグッと縮めることができますし、読むとその光景が思い出されるので、心のこもった温かい文を作ることができます。
例えば、
先日、○○様のご自宅に伺いましたところ、
ワンちゃんが本当に可愛くて忘れられません。
私自身ワンちゃんを飼ったことがなく、うまく接することができるか不安でしたがすごく人懐っこくて
私も将来、ワンちゃんと暮らせたらなと思っております。
みたいな本当にどうでも良いことでいいそうです。
重要なのは、目の前の相手だからこそ響くエピソードを
選ぶことだそうです。
何気ない会話や出来事をしっかり覚えておいて、
メモして手紙に入れるとよいと思います。
手紙は本当に奥が深い世界で
昔から日本では広く行われてきた慣習でもあります。
手紙はその人の感性や人柄が反映される
と言われております。
だからこそ、立派な文、素敵な文字をかけますよう、
これからも努力する次第でございます。
今回は手紙に関して書かせて頂きました。
次回はお客様のご自宅の訪問・訪問した時に見るべきポイントを記録していくつもりです。
ためになったなぁ、面白いな〜とおもっていただけたら
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