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【関連イベント】カニエ・ナハ×北條知子パフォーマンス「岬にて」オンライン配信のお知らせ


I can speak展の関連イベントとして、出展作家である詩人のカニエ・ナハと、サウンドアーティストの北條知子によるパフォーマンスを実施します。

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カニエ・ナハ×北條知子パフォーマンス

「岬にてー時の足踏みを把握する」

▶︎日時:2020年10月25日(日)19時〜21時
▶︎会場:オンライン配信
▶︎URL:こちらから


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パフォーマンスの舞台となるのはかつて「岬」だったといわれる旧大宮図書館の元公開図書室。地形的ダイナミズムを俯瞰しながらコロナ禍で見失った時間軸のあり方を考察していくパフォーマンスです。
”2時間も見るの?という方も安心して。聴くことに向かって、ラジオのように流しながら。”
「I can speak」展から生まれた新たな試みをどうぞお楽しみください。


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岬にて、


そこから先は広大な海が広がっていて、足踏みするよりほかにない、かつての岬にて、「気配」に耳をすませていると、

Inside、Outside、

という声が聴こえてきて、ここは Inside なのか Outside なのか、胎児のように抱かれていた、ヨーコの洋は Ocean で、あ、ここにも岬が、かつてそこにあったミュージアムには、ジョンが愛用していたギターが、あ、本もギターもかつて木だったね、

Inside、 Outside

かつてここらに住んでいた太宰は、入水をくりかえし、(おんならの声をじぶんの声にしやがって)、ついには岬の先へと、

Inside、Outside、


今回、2時間ほどのパフォーマンスですが、オンラインにて、あなたの場所とわたしらの場所の、
Inside と Outside が、
失われた声が失われた週末である、
岬で足踏みするような、
時間になる気がしています、
あなたの意識の水際にて、
聴くともなく聴かぬともなく、
流してもらえたら、
ラジオのように、
遠い近いさざなみのように、

                           ーカニエ・ナハ



#現代詩 #現代アート #サウンドインスタレーション #サウンドアート

#さいたま国際芸術祭2020 #芸術祭 #パフォーマンス

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