尊敬する人を改めて考えてみる
「あなたの尊敬する人は誰ですか?」
「尊敬する人」=「これから自分が進むべき方向」
なのかとふと思い、
改めて、「尊敬する人は誰か」を考えてみました。
ついこの間まで
この3人でした。
そこから見えてくるのは、向いている方向は「アフリカで命を捧げる人」でした。
今は、どうなんだろうと考えてみました。
この3人です。
1、ユーグレナ 出雲充さん
2、マザーハウス 山口絵理子さん
3、ボーダーレス・ジャパン 田口一成さん
どんな人か簡単に紹介していきましょう。
1、ユーグレナ 出雲充さん
「ミドリムシ(学名:ユーグレナ)で、世界の食料問題を解決しよう!」と、培養が困難とされたミドリムシの培養に世界で初めて成功します。
2012年、上場をし、「社会問題をビジネスで解決」することをメジャーにした第1人者のような存在だと思っています。
2、マザーハウス 山口絵理子さん
貧困問題の解決のために何ができるのかと飛び込んだバングラデシュで、「途上国発のアパレルブランド」をつくる!ことを目指し、
バングラデシュでの鞄工場の他、ネパール、スリランカ、インドネシア、ミャンマー、インドと生産地を広げていき、国内に30店舗以上の自社店舗と海外に香港、台湾、フランス、シンガポールと拡大を続けて、
まさに、「途上国発のアパレルブランド」をつくりあげている方です。
著者は、『裸でも生きる』シリーズ他多数あります。
3、ボーダーレス・ジャパン 田口一成さん
「ビジネスを通して貧しい人たちを助けよう」と、会社問題に取り組む起業家プラットフォームをつくりあげています。
国内外で30以上のソーシャルビジネスを展開しています。
この3人の共通点
この3人の共通点は、
「ソーシャルビジネス」、「社会問題をビジネスで向き合う」、「経営者」、「バングラデシュ」
というだけではなく、
1980年-1981年生まれで、同世代なんですね!
さらに、3人とも25歳で会社を設立します!
若くして、社会問題をビジネスにする挑戦していった方々で、本当に尊敬します。
この3人の違い
尊敬する人を3人あげてその違いを考えることに意味があるのか(笑)という気もしますが、
「貧困問題」という問題に対して、3人とも違うアプローチをしているのが興味深いので、違いをまとめてみます。
まず、ユーグレナの出雲さん。
私は勝手に、「研究開発型。資金調達型。」と呼びます。
ベンチャーキャピタルや上場によって資金調達をして、研究開発によって、ミドリムシから燃料をつくりだし環境問題の解決に貢献していこうとしています。
M&Aをさかんに行っているところも興味深いですね。
それに対して、ボーダーレス・ジャパンの田口さん。
私は勝手に、「ビジネス創出型。商社型。」と呼びます。
30ものソーシャルビジネスを行い、いわば、ボーダレスジャパンが、ベンチャーキャピタルのような形で、シャーシャルビジネスをやりたい!という事業アイディアがある人に、「じゃあ、社長をやって」と、1000万円だして、子会社をつくっていくやり方です。ただし、外部のベンチャーキャピタルから一切出資してもらわない方針で、事業収益を次のビジネスに投資していくやり方です。
ビジネスとしては、製造・販売から農村でのビジネスまで手掛けいき、商社のようなビジネスと言えるかもしれません。
「10億円のソーシャルビジネスを年間100社生み出し続け、1兆円企業を目指す」
という壮大な夢を描いています。
マザーハウス山口さんは、私がいうには、「現場型。ものづくり型。」と呼びます。
「途上国発のアパレルブランド」の枠組みの中で、事業領域としては、現地の特融の素材(バングラならジュート、ネパールならシルク、ミャンマーなら宝石)を、現地で加工して製品化して、日本などで販売していく、製造小売りという軸をもって、販売先や、生産地を面のように広げていっています。
まとめ
「研究開発型。資金調達型。」、「ビジネス創出型。商社型。」、「現場型。ものづくり型。」とか、勝手に私が言っていますが、
当たり前ですが、そうしようとしてそうなったということ以上に、
「社会問題」をなんとかしよう!という想いがあって、
自分の活かせる強みをいかしながら、がむしゃらにやっていった結果、出来上がってあったものだと思います。
こう分けたみた時に、私自身は、ボーダレス・ジャパン田口さんの「ビジネス創出型。商社型。」が一番自分に合っているのかなと思います。
小山
関連記事 君は生きているのか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?