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失敗という失敗を重ね、苦手分野を克服する3年間の1年目

エンジニアの魅力のひとつが在宅勤務でした

不動産と金融関連で就活をしていましたが、どこも積極性を前面にアピールしないと認めてもらえないような雰囲気があって…。決してやる気がない訳ではないのですが、どうも馴染める気がしなくて、ほかの業種も視野に就活を続けていました。

大学時代はコロナの影響でほとんどの授業がオンラインになっていました。通勤時間が省けて、自宅でオンオフの切り替えで済むからすごく効率もいい。テレワークでの働き方が自分には合っているなという気がしていましたね。だから、環境さえ整っていれば在宅勤務ができる、エンジニアの仕事に興味を持つようになりました。

プログラミング以外にも大切なものがある

開発言語すらまったくわからない状態で参加したのが「アイビスジャパン」の会社説明会でした。書類の作成やミーティング、チームでの連携など、エンジニアにはプログラミング以外にも重要な仕事があるという話を聞いて、漠然と不安だった気持ちが随分と楽になりましたね。

当たり前のことですが、エンジニアとしてだけでなく、社会人としてまずはしっかりとスタートできる会社ということが、「アイビスジャパン」を選んだ理由としては大きかったですね。

OJTで浮き彫りになった弱点

新人研修を終え、OJTで配属になったのは流通系の大手クライアントのコールセンターでした。システムを使用する全国のユーザーからのお問い合わせに対応するヘルプデスクです。

実際の業務に携わってみて最初に直面したのが、相手に対する情報の伝え方の難しさでした。同じ回答でも相手の理解度によって選ぶ単語も違ってくるし、説明の順序も入れ替えなければなりません。そこで浮き彫りになったのが自分の弱点でした。

語彙力が乏しいから話が長くなる。ロジックが苦手なので同じ説明が前後する。言葉に関わることは得意じゃないくらいの認識でいたので、弱点だと気づかされたときは、きちんと向き合ってこなかったことをすごく後悔しました。このことをきっかけに改めてコミュニケーションの重要さを痛感しましたね。

失敗が許されるのは新人の特権

ヘルプデスクのように、見えない相手に説明をする場合は言葉選びが大切になってきます。だから最初に語彙力を養うようにしています。それに、情報を上手に伝えるためには自分の理解力を深めることも大事なので、そのために必要な聞く力も高めるように頑張っています。早くメモを取るために単語は漢字ではなくカタカタで書くなど、成果にこだわるようになってからは、いろんな工夫を凝らすようにもなりました。

仕事では、こちらが導いた回答に対して新たに疑問が発生することが度々あります。だから常に先読みができるよう豊富な知識と対応力を身につけることも必要になってきます。常にアップデートが求められる環境ですが、経験を積まなければできないことを、たくさんのフォローをもらいながら学べる環境にすごく助けられています。

「アイビスジャパン」では、苦手分野を発見して対処法を見つけるために、研修中は失敗という失敗を重ねていきます。失敗が許されるのは新人の特権だからと会社が公言しているほどですから。何よりも、先輩のサポートのおかげで、自分の頑張りで業務がいい方向に向かっていることを実感できるようになりました。技術者としても、先輩としても、こうなりたいというお手本がそばにいるというのは本当に心強いですね。

まだまだ間に合うという手応えが原動力

社会人となってからも不得意なものや苦手意識はありました。弱点が見つかるたびに不安な気持ちになりましが、自分の課題が明確になって、何をすべきかが見えてきて、会社や先輩たちのフォローもあって、社会人としてやるべきことにしっかりと向き合うことができるようになりました。

これからも気づいていない課題や、感じたことのない不安に気持ちが揺れることがあるかもしれませんが、自分さえ学ぶ気があればどんなことでも乗り超えられるはずです。「3年で一人前に育てます」という教育期間の1年目。いまは課題ばかりで克服しなければならにことばかりですが、まだまだ間に合うから大丈夫という手応えが、いまの自分の原動力になっています。


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