【解説】広島叡智学園中学校の作文って、どんな問題?①(2019年_適性検査B)
こんにちは!公立中高一貫対策のiBASEです。
今回は、全国的にも注目度の高い「広島叡智学園中学校」の適性検査B(文系分野・作文)の問題について解説・分析を行います。広島叡智学園が掲げる新進気鋭の教育内容が反映された、特徴的で奥深い出題内容となっています。
開校初年度となる2019年に実施された出題内容についてカンタンに見ていきながら、今後の対策について考えていきましょう!
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適性検査の概要
広島叡智学園の適性検査は、2段階の選抜が実施されます。第一次選抜の「適性検査A」においては理系分野、「適性検査B」においては文系分野の資質・能力が試される問題が出題されます。
今回取り上げる「適性検査B」は、大問2題の構成となっています。それぞれの出題内容について、見ていきましょう!
検査B_大問1の出題
①「ある文章を読んで筆者の主張をまとめる」と共に、②「それに対する自分の考えを述べる」という、公立中高一貫校の適性検査としてはおなじみのパターンです。2019年度(開校初年度)では、以下のような出題がなされました。
シンプルな出題ですが、扱うテーマや文章のレベルはハイレベルで、一筋縄では太刀打ちできない出題となっています。虫に対する食文化の違いを通して、多様な価値観を受け入れる多様性について述べられた課題文でした。
検査B_大問2の出題
複数の資料から、①「資料の分析・課題の発見」を行い、②「その解決策を考え提示する」という問題です。広島叡智学園が入学後に重視している探究的な学びのプロセスを再現している出題であると言えるでしょう。出題においては始めに、以下のような設定が提示されます。
その後さまざまな条件の設定がなされた後、最終的には以下の問いに取り組むことになります。
細かい条件の設定を見逃さずにきちんとクリアしていきながら、自分自身の考える解決策を導く必要があります。小学校の社会科で学習する基礎知識も生きる出題となっているため、日ごろの授業の復習も対策としては必要です。
詳しい分析と対策方法
今回の記事では、広島叡智学園の開校初年度に出題された「適性検査B」の問題内容を概観しました。引き続きそれぞれの大問についての分析と解説、また対策方法については次の投稿をご覧ください。
※参考:学校の情報
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