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音環境の違いを乗り越える



明日は岩手県の大船渡市でコンサートです。

 
延期を繰り返しての公演。地元の皆様にオカリナデュオ+ギターのアンサンブル、そして大柴拓制作のアニメーション付き音楽劇などをお届けします。
 
 
 
トランペットでもオカリナでもそうなのですが、自分の音が客観的に聴こえているかどうかってすごい大事なんですけど実は難しいポイントなんですよね。
 
 
自分の家でいつも練習している部屋で鳴っている音に慣れていると、いざ本番でホールなどで音を出した時にいつもと全然聞こえ方が変わってしまいます。
 
 
ちょと冷たい言い方になりますが、楽器の音と言うのはあくまでもただの物理現象なので、いつもと同じ楽器でいつもと同じ吹き方をすれば発生する音は同じなはず。
 
 
気温とか湿度とか細かい条件もありますが。
 
 
でもそれ以上に変化があるのは、楽器がら離れたあとの「響き」による差なんですよね。
 
 
残響の多い場所にいればなんとなくうまくなった気がするのはあるあるですが、それも良いことばかりでは無くて、ついいつもより強く吹いてしまったり、その逆だったりっていう現象が起こります。
 
 
そういう反応が起こるのは能力としては「ちゃんと耳を使って、聞こえた音に反応している」ということなので、人間的で良いと思います。
 
 
ただ、トランペットならそれにより早くバテてしまったり、調子を崩したりっていうのがあるし、オカリナなら気持ち良く吹いているんだけどなんか音程がハマらない、なんていう事態にも陥る。
 
 
対処法はなんでしょうね。
難しいけど常に色々な環境で吹く機会を作る、ができれば良い訓練にはなると思います。
 
 
基本的にはそうやって経験を積んで慣れていくしかない気がするのですが、何しろそういう現象が起きるぞって知っておくだけでもだいぶ心構えは出来ると思います。
 
 
明日の本番会場は個人的にはあまり慣れない音の雰囲気の場所だったのですが、今日一日リハーサルができたのでだいぶその環境に慣れることができました。
 
 
前日に同じ場所でリハーサルができるっていうのはこういう面ですごく恵まれてますね。普通は中々自分が馴染まないうちに本番が終わってしまうというパターンも多いので…
 
 
特に生音とホールの響きで勝負する機会が多いクラシックの演奏家は、短時間でそういう「空間を掴む」能力に長けている人も多いと思います。
 
 
 
僕の場合オカリナだったらとにかく沢山吹けば慣れていくのですがトランペットだと慣れるくらい吹くとその頃にはバテているので悩ましい所です。
 
 
 
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▼トランペット&オカリナ奏者 茨木智博 詳細プロフィール
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