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投げ銭の行方について


今日はピアノ&歌のみのりちゃん、パーカッションのまぁびぃさんとリハーサルでした!

 
 
4月3日のはるらんまんコンサート、頑張ります。
良いコンサートにしたい、良い時間にしたい!


 
 
告知動画を撮ってYouTubeにアップしていますので是非ご覧ください。みのりちゃん作曲の「はじまりの風」という爽やかな曲と一緒にお届けしています。
 
▼【期間限定公開】大事なお知らせ(「はじまりの風」の演奏とともに)

 
 
来場のご予約、配信のご視聴方法についても↑動画の説明欄に書いてあります。
 
配信については昨日のブログでも
 
▼『配信のご視聴方法』

 
 
 
 
さて、そんな昨日のブログでご質問いただいた件が、確かに伝わりづらい部分かなと思ったので今日はそれについて書いてみたいと思います。
 
 
昨日のブログでは「応援料」という表記になっていますが、僕もよく「投げ銭を受け付けています」というようなことを言ったりしている「投げ銭」と同じ意味です。
 
そう、この投げ銭の行方についてですね。
 
 
コロナ禍で急遽色々なライブが配信になり、固定のチケットを販売してみていただく方法もあるにはあるけど、その形を整えるのも大変な中とりあえず無料で公開してしまって投げ銭を受け付けようということが頻繁に行われるようになりました。
 
 
なので現在の投げ銭は実際はオンライン上で行われることが多いのですが、読んで字のごとく路上ライブをしているミュージシャンの楽器ケースに投げ銭する感覚と思っていただいてよいと思います。
 
 
投げ銭をした人は、そのミュージシャンの歌がよかったよ、頑張ってねっていう感じの意図でしていると思うので、もちろんミュージシャンのその日の収入として投げ銭を受け取って欲しいのだと思います。
 
 
 
この感覚が前提にある上で、現在行われている投げ銭の行方はケースバイケースで色々あります。
 
 
僕の活動の場合、大きく分けて2パターンあって、「主催が自分(演奏者側)の時」と「主催がお店(ライブハウス等)の時」があります。
 
 
この二つではそもそもお金の流れが違うんですね。投げ銭だけではなく固定のチケット料やミュージックチャージとしていただく代金も同様なのですが、そこに責任を持って扱うのが主催者です。
 
 
前者のパターンはチケット代も投げ銭も「売上」として入るものは主催者であるミュージシャン側に入るということになります。
 
ただしそこから必要経費を支払うのもこちらなので、会場代、音響代、共演者への出演料、著作権使用料、等々すべての経費を払って残ったものが収入です。
 
 
ライブをやるとなればお金が当然沢山かかるので、それを無料配信した場合まずは赤字スタートになることが決定していて、投げ銭がいただけるかどうかでその赤字をどのくらい補填できるかな…という感じでやっています。
 
 
 
そして今日告知している「はるらんまんコンサート」は後者で、お店側が主催しているパターンです。
 
 
完全な依頼演奏であれば固定の出演料をいただいて演奏するわけですが、多くのライブはそうではなく「チャージバック」というシステムをとっています。
 
ミュージックチャージが2000円だったらそのうち50%をお店が、50%を出演料がとる、みたいな形ですね。(割合は例えばです。)
 
当然お客様が増えれば増えるほどお店も出演者も取り分が増えます。
 
 
これってお店側もある程度リスクを背負っていて、必ずいくら売り上げがでるという補償があるわけではないのでお客様が来なければいつかお店は潰れてしまいます。
 
 
ミュージシャンが日々演奏を磨くためにお金が必要なように、お店も固定費がかかり、広報費がかかったり著作権使用料がかかったり、配信をするとなればそのために必要な設備を整えたり、と相当なお金がかかります。
 
 
そしてそういう場所のおかげで私達ミュージシャンは演奏を届けることができる。
 
 
投げ銭の話に戻りますが、お客様はそのミュージシャンのファンだから投げ銭をしたいんだよ、という気持ちが含まれる場合もありますが、その日のライブが行われたのはミュージシャンとお店の両方が協力をして共にリスクを負って実現したことなので、それに対する応援という形で受け取らせていただいています。
 
 
割合はその時々の取り決めによりますが、ミュージックチャージと同じように投げ銭も例えば半分ずつお店と出演者で分けましょう、という感じですね。
 
 
 
ざっくり話しましたが、だいたいこんな感じです。我ながら4行くらいで済む説明を長々としてしまったなあと思いますが…
 
 
細かく考えると、さらに出演者の中でどうわけるかとかもありますよね。
 
 
仮にとあるバンドはメンバー5人でいつも均等にギャラを分けます、という場合、
1000円の投げ銭のうち500円がバンドに入り、一人当たり100円が入る、みたいな感じの計算になります。
 
 
いや、私は5人全員に投げ銭したいんじゃなくてAさん単体のファンだからAさんだけに2000円持って帰ってもらいたい、という人もいるかもしれませんが、「その日のライブ」に対しての投げ銭であれば、その日の決まり事通りに受け取らせていただきます、ということになります。
 
 
ちなみにオンラインの場合システム使用料がかかるので、2000円の投げ銭が何パーセントか引かれた状態からのスタートになります。
 
 
 
こんな感じでケースバイケースになるのでもしかしたら分かりづらい事もあるかもしれませんが、どんな場合であってもまずは皆様からの応援の気持ちがとにかく嬉しいです。
 
そして僕は自分が赤字にならないことも大事だけど、一緒に演奏してくれる人や素敵な場所を提供してくれる方々に損をさせたくない、なるべくみんなにとって良い形でその仕事を終えたい、と思っているのでそれも含めた想いで投げ銭をいただいています。
 
 
 
はるらんまんコンサートは「任意の応援料」のみで大丈夫ですので是非お気軽に皆様配信でもお楽しみください!ご来場予定の方も配信申し込んでもらえれば一週間後まで配信を見返すこともできます。
 
 
 
 
 
 
 
▼トランペット&オカリナ奏者 茨木智博 詳細プロフィール
https://note.com/ibarakitomohiro/n/n5665361a9121
 
 
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