デジタル絵描きが水彩色鉛筆で遊んだ日記
私はデジタル絵描きです。デジタルでは水彩風のアナログっぽい質感をしたイラストを好んで描いています。
ですが、本物のアナログの絵に関しては初心者で、しかも何年ものブランクがあります。
いったいいつからアナログの画材にまともに触っていないんだろう?
10代の頃はよく自由帳につけペンやコピックで絵を描いていました(滲みまくっていた)。缶の小物入れの中に、まだピカピカのままのGペンのペン先が眠っています。
デジタルはとても便利です。
3Dモデルのデッサン人形を使って構図を練ったり、描いたものを後から変形や移動で調整したり、左右反転したり、色を変えたり、なんと言っても戻るボタンと何でも消せる消しゴムがある。
レイヤー機能のおかげで、デジタルは空間を表現する事や修正がとてもやりやすいなあと思います。描きながら色々試行錯誤していく事ができる。
そして線や塗りの印象が鮮明で、ネット上にアップした時の見栄えも良い。
便利すぎる!
そんなわけで、アナログの画材に触れる事はめっきり無くなっていました。
が、前の誕生日にステッドラーの水彩色鉛筆を貰ったのでちゃんと使ってあげたいなぁ……と思い、デジタル制作の息抜きにちょっと遊んでみました。
アナログ初心者で、水彩色鉛筆に至ってはほぼ触った事も無かったので、様々な先生のメイキングを見たり見様見真似で描いています。
↓今回の主な先生方↓
●水彩色鉛筆チャンネルさん
水彩色鉛筆での丁寧なHowToやメイキングがとても助かります
●はるアトリエさん
水彩をメインに、アナログ画材での素敵なメイキングがたくさん!
●イラストレーターMARUさん
水彩絵の具でお洒落可愛いイラストを描いているイラストレーターさん
全然思い通りにならないんだけど、「デジタルソフトのアナログ風ブラシ」には無いランダム性や変化が、まるで科学実験をしているような面白さでした。
適当にぐるぐるもじゃもじゃ描いた上から筆でトントンすると木の葉や桜の花になるのは感動……。
混色で色味を理想通りにするのが難しく、そこは「色調補正が欲しい!!」と思いました。24色は初心者にはちょっと少ないのかなぁ。
水彩色鉛筆チャンネルさんで紹介されている水彩色鉛筆は主に36色のもので、はるアトリエさんの記事でも「はじめは36色がおすすめ」と書かれていました。
今は拙いけれどアナログももう少し上手くなっていきたいなぁ、おしゃれなワンポイントイラスト等が描けたら便利かもなぁ、と感じた日でした。
他の色味やホワイトのポスターカラー、水筆等も欲しくなりました。
水彩色鉛筆は絵の具より扱いや片付けも楽で、普通の色鉛筆より簡単に見栄え良くしやすいのでお絵描き初心者の方も是非!やってみてくださいね٩( ‘ω’ )و
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