#1 勉強をゲーム化したい話 ~前提条件の確認~
こんにちは。ゆうゆうゆうと申します。
僕は来年(というか今年)受験生(高3)になる訳で勉強しなければならないのですが、なんとまだ定期的に勉強する習慣がついていないのです。
という訳で最近勉強しているゲーミフィケーションを勉強に使ってみたいと思います。勉強のモチベーションが上がらないよーと同じく悩んでいる方の参考になれば幸いです。
前提条件の確認
まず勉強はゲーミフィケーションの対象となり得るのかについて考えていきたいと思います。
ゲーミフィケーション、つまりゲーム化できる課題は、以下の4点を満たしてなくてはなりません。
ゲームでいちばん大切なことは、自分が自由に選択を下せることです。そうでなければ楽しさを感じられないでしょう。最初から最後までプレイヤーの行動が規定されているゲームなんて誰もやりたくありません。ドラクエ然りマイクラ然り、戦闘やクラフトなど自分で決められる要素がないと、ゲームとして成立しません。
同時に重要なのが、迅速なフィードバックが得られるかどうかです。例えばドラクエでは戦闘で勝ったら経験値というフィードバックを得られます。これがモチベーションとなり、ゲームを進める原動力となるのです。
ここで、プレイヤーがどうゲームを進めればいいか分からなくなったら、進みようがないのでモチベーションが喪失してしまいます。
僕が小学生の時、ポケットモンスターYを親に買ってもらって遊んでいました。ですが、ミアレシティに到着したときにマップが広すぎて迷ってしまって、どうやって進めばいいか分からずそこで放置してしまいました。
前後不覚に陥らないためにも、プレイヤーに道標を提供するのは肝要です。
同時にその進捗(プログレッション)を可視化するのも重要です。自分の位置が分からなければ、あと10%で終わるのか、まだ90%残っているのか分からず、やる気を失ってしまいます。
また、今までモチベーションを上げれるかどうかを論点として各要素を検討してきましたが、そもそもどれだけモチベーションが高くても解決できない問題であればゲーミフィケーションをしても意味がありません。
1. 自分でやることを決められるか?
勉強ほど自由度が高いゲームはないでしょう。自分で好きな参考書を選べ、好きな勉強系YouTuberの動画を見て、好きな方法でノートを取り、好きな方法で勉強が出来ます。勉強で何をやるかはすべて自分で決められます。
2. モチベーションでどうにかなる問題か?
これは自明でしょうね。勉強はモチベーションさえあれば後はどうにでもなります。勉強はモチベーションの問題です。
3. 進捗を測定できるか?
勉強の記録をつけることによって測定は可能でしょう。ワークを何ページやったとか、帰ってきて何分勉強した、とか。勉強の進捗は可視化可能です。
4. 逆にモチベーションが下がらないか?
これは難しい問題です。例えば(外的)報酬を設定してしまうと、今まで持っていた学ぶことそれ自体に対する楽しみ(内的報酬)が失われてしまう危険性があります [1] 。しかし、適切なツールを使用することによって、勉強のモチベーションの低下を防ぐことができると考えます。
という訳で、勉強はゲーミフィケーションにうってつけだということが分かりました。
次回予告
次回は、実際にどうやって勉強をゲーム化していこうか考えていこうと思います。とりあえず「6D Approach」をやっていこうかな。
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