自分から力を奪うのも、与えるのも自分自身。

今日は子どもたちを連れてこんなトークショーに。

お父さんの話を聞く時間

というPTA会長をやってるお父さん二人と京都市議戦に挑戦する井崎敦子さんの鼎談。
今の教育現場のこと、PTAのこと、葵小学校の取り組みのことなどなど、面白かった。(葵小の非暴力コミュニケーションの授業については丹下紘希さんのFBページに詳しく書いてあります)

井崎さんが京都市の市議選に挑戦することになって沢山開催されているお話会のおかげで、世の中を変えていこうとしている人たちと繋がれるようになってきた。自主保育の友人たちともそういう話ができるきっかけができた。
友達の一人が「未来を思い描くことはこんなにも希望だったのかと思った」と言っていたのだけど、本当にそういう気持ち。

大きな社会に対して「自分には何も出来ない」という気持ちは誰しも持ちやすい気持ち(日本人に多いのか)かもしれないけど、311の後、多くの人がよりそういう気持ちで本当はすごく傷ついていたのではないかなと、友人たちと話して感じていた。もちろん、私自身も。

でも、今日のトークショーで話していたお三方のように、草の根で自分ごととして自分にできることを、希望と可能性を信じてやっている人たちがいること、そして繋がっていくことで、最近すごく励まされている。

自分には何も出来ないと思ってくすぶった思いを抱えているだけでは自家中毒を起こしてしまう。

その思いが無力感であれ、悲しみであれ、まずはそこをしっかり感じる。ああ、私は傷ついて悲しかったんだなあ、と。そうして初めて、そのもっと先(なのか奥なのか)にある、「どうにかしたい」気持ちの芽をしっかり感じられるのかもしれない。そうしたら、それを臆せずに表現していくこと。きっと、何かが動いて、繋がっていける。

諦めて自分から力を奪うのも自分。

自分に力を与えるのも自分自身。

力があるから動けるのではない、動いたから力が湧いてくるのだ!

なんてことを思った。

まったく別件で、ちょっと釈然としないことがあったんだけど、希望を見ている人たちがこんなにもいると思って元気が出た。釈然としなかったことからも教訓を得た。めも。

「正しさ」は自分だけの独りよがりのものかもしれないということをいつも心に留めておこう。人の数だけ「正しい」はある。そこを主張しだしたら、平行線の戦いが続くだけ。「正しさ」を主張するのではなくて、愛を持って「対話」していきたい。

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