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63/* 何もない、を切り取る

noteを書いているとやっぱり、なんかネタになるものないかなーと、何かを期待してしまう。だいたい1日の終わりに書くことになるから、テンションもそこそこで。

でもつい先日、noteを読んでくれているという友人から、もっと日常の話をかけよ、と助言をもらった。確かに、日常のあれこれ、は意外と少ないかもな。思ったことや考えたことを言葉にしているだけで、それって僕の新体制とはあまり関係なかったりする。だからもう少し、僕の身体的な生活のあれこれを書こうかなー、と思う。

でも、日記に書こうとするとやっぱり、なんかネタになるようなことあったかな、と考えてしまうのだ。別にそれが悪いことではないのだけれども。

この人、文章が上手いな!すげえな!と僕が思う人は、「何もない」を書ける人だ。日々の流れを細切れにして、脚色したりせず、あるがままに何もない、を書ける人。それが文章のうまい人には必ず備わっている気がする。小説家でいうと、柴崎友香さんとか、がそうかもしれない。

激昂すると、考えるよりも先に手や口が出てしまうのと同じぐらい、感情が高ぶると、考えるよりも先に文章がかければいいのに、とおもうけれども、そんなに簡単なことではない。ならばせめて、ぼくの日常の、何もない、を切り取って描けたのなら、最高だろうなと思う。

少しずつ、noteが生活に馴染みつつある。日記を書くことはルーティーンになりつつあるし、それを一つのピリオドとして、僕の生活は次へと繋がっていく気がする。

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