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アラフィフの私が35年ぶりにピアノを再開した理由ーピアノへのあがらえない気持ちに気づく

コーチングの先輩のまゆなさんとぐっちさんのライティング講座を受けていて、note専門家のみずのけいすけさんの「読まれる文章の書き方講座」を受け、書くことへの想いが再燃してきました。
また、マイストーリーを書くと言いつつ筆が進まず、そのままになっていたことが気になっていました。
そこで、コーチングを始めて「アラフィフの私がピアノを再開し七転八倒している」ストーリーを書いていきます。
何回シリーズになるかもわかりませんが、私が学んだTipsもシェアしていくので、ピアノに興味のある人や再開を考えている人のお役に立てれば嬉しいです。


ピアノという趣味を娘と共有したいという母の夢

娘が産まれたらピアノを習わせたいと思っていました。同じ趣味を共有し、一緒に連弾したり、聴き合えたりしたら素敵だなぁと。絶対音感を育てるCDを買って聴かせたり、本格的なKAWAIのミニピアノを祖母にプレゼントしてもらったりして娘の関心を引こうとしていました。夫はクラシック音楽オタク。息子はピアノに興味を持たなかったけど、娘は興味を持つはずだと。そして3歳の誕生日を待っていました。

娘に買ってもらったミニピアノはこんなタイプでした。


娘が3歳になりピアノを習い始める

娘が3歳になると、早速近隣のピアノ教室をネットで探し始めました。少し早いとも思いましたが、3歳にこだわったのは、世のピアニスト達が3歳で始めた人が多いから。

そしてピアノといえば発表会。発表会といえばコンサートホール。発表会は毎年見たいーー探してみて思ったのですが、コンサートホールにて毎年発表会を行っているピアノ教室は多くはありません。ようやく見つけて体験に行ってみると、ピアノに熱心で明るくて素敵な先生♪ しかもソロだけでなく、連弾も発表会で弾けるなんて、と自分が習うわけでもないのに、すっかりそのピアノ教室に虜になってしまいました。

始めてみて3つの誤算

子ども達がレッスンを始めて間もなく3つの誤算に気づきました。
まず、娘がピアノにあまり興味がないこと。音符の習得どころか、なかなか曲を覚えられず、なかなか進みません。それでも腕の柔らかさや音のまろやかさや音感の良さなどの長所もあり、ピアニストは無理でも共通の趣味にしたい!と望みをかけていました。私は共働きの身でありながら、朝早く起きて支度を済ませ、保育園への出発前の時間に毎日手取り足取り娘にピアノを教えるというストイックさ。娘は共働きで忙しい母との関わりを喜んでくれている様子でした。
2つ目は嬉しい誤算ともいうべきことですが、6つ上の兄がピアノをやりたいと言い出したこと。共働きの両親不在の時間に既に独学でピアノを練習し、両手で弾けるほどになっていたのです。3歳の頃はピアノに興味を持っておらず、男子だから音楽より運動かなとそのままにしていましたが、小学校の音楽の授業で興味を持ったらしいのです。小学生は幼児より理解が早いし、内発的動機があると進度が違うものだと驚きました。同時に、今からではピアニストになれない可能性が高いので残念だとも思っていました。でもリヒテルは8歳からピアノを始めたことを知り、まだ間に合うかもと安心したりしていました。
今思えば、完全なる母の狂気です(笑)。
そして3つめが一番やっかいでした。つきっきりで子どものピアノの練習に付き合っていると、どうしても自分がピアノが弾きたくなってしまうのです。あるときはお手本として、あるときはなかなか進まない練習のストレス解消として。週末などは、子どもの練習が終わった後に1時間くらいピアノを弾いている自分がいました。そう、ピアノへの自分のあがらえない想いに気づいたのです。

(つづく)

あとがき

お読みくださりありがとうございます。よろしければ、「スキ」していただけると、ピアノのストーリーを最後まで書き切る励みになります。
本稿とはあまり関係ないようにもみえますが、私のコーチングに関心を持ってくださった方、いま2人ほど枠が空いていますので、ぜひ体験コーチングやお問い合わせをこちらのフォームからお願いします。
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