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誰かが素地をつくってくれたから | 2024/02/04

私は本当に恵まれていると思う。

やっと、こうやって言葉に落とし込んで表現できるようになったと思う。腹落ちして表現できるようになった。

今までずっと、1人で頑張ってきたと思っていた。「1人で頑張らないと、この世で生きていけない」と思っていないと、生きていけなかったと思う。

去年の年末に、こう思っていたことをしたためいた。たくさんの若者と出会い、話をさせてもらううちに、私の中に眠っている色んなことに気がつくようになった。

「私が頑張れるのは、頑張りを認めてくれる誰かがいたから」
「頑張れるのは、自分に合っている頑張れる場所がそこにあるから」
「頑張れるようになるまで、誰かが素地をつくってくれたから」

そんな人との出会いや、些細な関わりが、気が付かないうちにどれだけたくさんの傷を癒し人を支えていくのだろうか。

色んなところで話すたびにそう思う。

少しずつ、自分の中にある深いところと向き合えるようになってきた。すこし時間に余裕がないとこんなに向き合うことはなかったと思う。

「30歳までがむしゃらに働かなきゃ」って思っていたけれど、人にはそれぞれタイミングがある。

ある意味「神の見えざる手」なんだろうな。「いま!」という時がある。その時を見逃さない眼力を持てるだけ、本当に良かった。

今日も美味しいご飯を食べられて、素敵な本に囲まれて、運動することも出来て。本当に自分は幸せ者である。


「身体はトラウマを記憶する」より。


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