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陰陽の世界はただ在るだけ

私たちが住む地球は幾つかのみえない法則性が働いていますが、

そのなかに「陰陽の法則」があります。

東洋医学に「中庸」という言葉がありますが、それはバランスのこと…

私たちの世界は、光と陰、陰と陽と言われる二極の世界であって、人はその中にあって上手くバランスをとって生きています。

喜びや悲しみ、勝ち負け、成功失敗、優勢劣勢、左右、前後、高低、明暗・・・というように二極に分けるエピソードになりながらも、実は良いも悪いもない物事は表裏一体であるという学びを体験します。

呼吸も「吸う」と「 吐く」が ひとつであり、命は「誕生」と「 死」 が ひとつ、男性がいて女性がいます。

この地球でこの世を動かしているこのルールは「調和」を基本にしたものでしたが、長い年月をかけ人は陰陽を価値・評価・判断にしてしまいました。

調和をとるべきものに目を背けた私たちは、あるがままを許そうとはしなくなったのですね。

人は、好奇心や気持ちが弾むとき、制限なしで自由に楽しむことができますが、その一方で、責任や結果を求められるとリスクを恐れて行動を制限してしまうこともあります。

例えば「絆」は人とのつながりを表した言葉ですが、そのつながりを守るには制限もついて回ります。

何かのためと頑なに豊かな生命力を制限すれば、それはストレスになり、心の病・体調不要など病の原因になっていきます。

あるがままで迷惑をかけることになるのは「想い=重い」を天秤にかけた時。

陰陽のバランスであなたが負荷のかかる偏った想いに囚われたとき…ということです。

人間は不完全であるから上手に生きようと努力します、それも在るがままの姿。

あれが足りない、これが無いというアイディアが時々浮かんできますが、あなたの本来の在るがままは、無理のない自然な姿です。

無理のない姿で陰と陽のバランスを図りつつ、偏りに気づいてあげることが出来れば、他者のことも見守れる「寛容」な心を養うこともできます。

つまらないことで差別や嫉妬をすること、それを責め立てることもずっと少なくなるでしょう。そうして、誰かに自分の生き方を認めてもらう正誤から解放され、自分の思う安らぎを感じて安心して生きていけるのです。

そんな生き方ができたら、何が起こっても深刻さから抜けだし、軽やかに自分らしく出来るのです♡


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