現実の世界ってどんなもの?
あなたにとって「現実世界って何だと思いますか?」
きっとほとんどの方たちは、「見たり聞いたり触れたりしながら、目の前に在ると実感できる世界」と答えるのではないでしょうか…
このように目の前に展開している事象や現象を現実だと信じ切っています。
自分が見るもの、聞くこと、触って実感できることのすべてが、現実世界だと思い込んでいます。
しかし、その思い込み自体が大きな勘違いなのだという事に気付いて下さい。
見えているもの、聞こえているもののすべてを、自分の目で見て、耳で聞いていると思っています。
でも、それは間違いなのです
皆さんの目はただのレンズです。
あなたの耳はただの集音器なのです。
目というレンズを通して外部から受けた刺激は、すぐに電気信号に変換されて脳にある「視覚」を司る部分に伝達された結果、脳の中でその刺激を象った物質として認識させられているだけです。
同じように耳という集音器を通して外部から受けた刺激は、すぐに電気信号に変換されて脳にある「聴覚」を司る部分に伝達された結果、脳の中でその刺激を象った音として認識させられているだけです。
「五感」と言われる「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」は、すべて同じ原理によってそれぞれが脳の中で現象化され、そのように認識させられているだけなのです。
このことは、既に科学的及び論理的に証明されております
ということは、現実世界だと思い込んでいるすべては、皆さんの脳の中で起きている現象世界だと言えます。
皆さんは、その脳の中で起きている現象世界を現実世界だと認識しているだけなのです。
すべては皆さんの認識が創り出していた幻想なのです。
皆さんが見たり聞いたり触ったりして、在ると思い込んでいた現実世界は、すべて幻想だったのです。
本当の意味で、皆さんの外側には現実世界などというものは存在していないのです。
つまり現実世界とは、様々なことに対するあなたの認識によって、あなたの内部に創り出されている現象世界のことなのです
私自身、これらのことを知識として知り、身体に落とし込むにつれて、正直、怖いくらいに驚きました。
世の中すべての数パーセントしか、目に見えていないこの世界では、見えないものの方が多いのですから、人間の頭の中だけでの理解では、不可能と言えます。
これからの時代は、制限のある頭で考えることを最優先するより、自分の中にある無限の可能性を意識して生きることが大事だと感じます。
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