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リストカット記

11歳とか12歳のころから、15年くらいのお付き合いです。
今では精神の健康バロメータ。一時は「やめるべきだ」「恥ずべきことだ」とか思っていましたが、今はもうべつにいっか、という感じ。

自傷やめたいなとか、なんで自傷するんだろうとか、自傷癖がある人とどう付き合っていこうか考え中・悩み中の人は読んでみると面白いかもです。もちろん興味本位の方も歓迎。
ただ、「メンタル弱ってる時にしんどいことを検索して、ますます弱りたい人」に読まれないため、つまり自傷目的に読まれないために、途中から有料です。

目次

どこで知った?自傷行為
なぜ自傷に至ったか
家族、教員の反応
自傷の手段、効果
自傷っ子と対人関係
自傷の引き金
現在は「バロメータ」
「なにがなんでも悪!やめるべき!!」ってわけでもないかも
合言葉は「死なんし、いずれ死ぬ」


どこで知った?自傷行為

私の初めての自傷…明確に何だったかは忘れましたが、安全ガード付きのカミソリだった気がする。同時期に抜毛やら嘔吐、自分の手を引っかいたりつねったり。
普通に生きていれば「リスカ」なんて微塵も入手できないワードだろうに、私はどこで仕入れたんだろう。教科書にもちゃおにもプリキュアにもそんな言葉なかったよな。ワイドショーとかドラマとか、そんなやつだろうか。

強いて言うならば、のちに古本屋で購入した漫画「問題提起シリーズ(wiki)」は、特にお気に入りの蔵書だった。やっぱりどこからか「自傷により助かった」旨の情報を仕入れ、実行するのかもしれない。

なぜ自傷に至ったか?

「なぜ?」と聞かれても、「要因が複合的で説明に困る」としか言えない。
幼少期の性的虐待の体験、それに付随するセカンドレイプ体験、もともとの発達障がいの「ケ」、家庭内不和、いじめ、ストレス、思春期…根本的な「なぜ?」は、本当に色々。

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