【裏話】中学受験を通じて、勉強をトラウマにする方法
この記事をご覧いただいてありがとうございます!
皆さん、よくぞこの記事をご覧いただきました。
これも何かの縁です。
今からスコップを渡すので、今いる場所に20mの穴を掘ってください。
なんのため?自分のために決まってますよね!
あ、半年でお願いしますね!
はい、では始めてください。
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・・・いきなり失礼しました( ^ω^ ;)
でも、想像してみて欲しいんです。
これで何の疑問もなく20mの穴を掘り切る人がいるでしょうか。
多分、ごく少数に限られますよね・・・。
さらに半年後、どんな気分になっているでしょう?
「もう、土とかスコップなんて、見たくもない」
「2度と穴を掘りたくない」
ほぼ間違いなく、そんな気持ちになっているに違いありません。苦笑
これが勉強をトラウマにする方法です
結論を言ってしまえば、これが中学受験を通じて、
勉強をトラウマにする方法です。
あえて逆説的なタイトルで始めましたが、
中学受験がうまくいかない子、成績が伸び悩む子、
合格して燃え尽きる子、不合格で勉強嫌いになる子、
ほとんどの場合、その受験生活は、
冒頭の「穴を掘れ」みたいな始まり方をしているようです。
この穴掘りが、とてもまずい結果になるのはわかりますよね。
なぜなら穴を掘ることに自発性が伴っておらず、
「自分のため」というもっともらしい言葉で煽られ、
無心で穴を掘ることを強要されるからです。
でも、中学受験となると、これがまかり通ってしまいます。
周りの大人の強制か、
はたまた周りの友達を見てなんとなく、かわかりませんが、
自発性が伴っておらず、
「自分(将来)のため」というもっともらしい言葉で煽られ、
無心で勉強をすることを強要される。
これでは結果は出ません。
それだけでなく、勉強そのものがトラウマになり、その後の人生にまで影響を及ぼします。
勉強をトラウマにしないためにはどうするか?
では、どうしたら中学受験に主体的に取り組み、
勉強をトラウマにせずに済むのでしょう。
それは、中学受験に「目的意識を持つこと」です。
中学受験で見事合格を勝ち取る子や、
仮に失敗をしても、それを糧に中学校・高校と大きく成績を伸ばす子は、
高校、大学、その先まで、ぼんやりでも目指すべきものがあります。
「将来は○○になりたい!そのために、○○中学校に行きたい!この学校の○○が良いんだよ先生!!」と、
自分の言葉でイキイキと語ってくれ、主体的なスタートを切れています。
しかし目的意識がないと、
「お父さん(お母さん)にやれと言われたから」
とか
「おじいちゃんおばあちゃんがそう言うから」
もしくは
「学校のみんなが受験するから」
という始まり方で、受動的なスタートをしてしまっています。
こういう子は、成績の伸びが極端に遅いため、
合格までの道のりは非常に険しくなります。
仮に合格しても、中学受験そのものがゴールになっているため、
そこで人生が終了したような錯覚に陥ってしまいます。
(本当はスタート地点ですらないのですが・・・。)
受験の、本来の目的を思い出してください
冒頭の穴掘りの話を思い出してください。
なぜ中学受験をさせたいのでしょうか。
それはお子さんに幸せな人生を歩んでほしいから、ですよね。
であるならば、中学受験を「強制」することは、
目先のことに意識が向くあまり、
長期的には本来の目的から遠ざかる結果を産む可能性が大です。
まずは目的意識を大切に、
お子さんと話し合われてみることをお勧めします。
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稀に、嫌々始めた受験勉強の中に、楽しみを見出す子もいます。
稀に、中学校に行って「受験して良かった!」と思う子もいます。
ただ、それは結果論であり、ギャンブル要素が強いので、そのケースは省いて記事を書いています。
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