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副業でPMができるのか、考えてみた

実は、PM1年目から副業をしてきました、Mewです。

意外と若手PMで副業している人が(少なくとも私の周りでは)少ないので、もしかしたら需要あるかも、と思って書くに至りました。

今回の記事の対象は下記のように設定してます。

* 副業を検討している若手PM
* 若手PMに話を聞いてみたいと思っている方
* 若手PMを採用したい方
* Mewと話してみたい方 ←え。

一年目〜二年目にやってきた副業

1. 著者

一年目に出版社と契約〜出版。

全くPM関係ない本書きました。

2. ライター

大学生の時から、ケーキと1記事ごとにお給料もらって書いてました。

知り合いのケーキ屋さんのブログ記事(今は別の子が書いてる)

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3. UI/UX PM アシスタント

これは二年目だったかな〜ぎり一年目だったかな〜
よくしてくれていたPMの先輩が業務委託で持っていたお仕事をちょっと分けてくれたものです。

UI/UXデザインのPM補佐。

4. ビジネスメンター

知り合いのエンジニアさん(運営)に紹介いただいて
ボランティアでTechnovation Girls 2021のビジネスメンターやったり、

色々サイドプロジェクトやってきて、社会人3年目突入。


三年目〜四年目にやってきた副業

1.PM

アドバイザー


とあるモビリティ企業のCEOから、これからtoC プロダクトの開発に力を入れていきたいので、toC プロダクトに関わってきた経験を元にアドバイスをしてくれないか?と依頼が来てお受けしました。

2.副業PM①

たまたまPMコミュニティの中で、応募を見つけたのでダメもとで受けたら受かりました。フルリモートでソーシャルビジネスの新規事業で0→1のプロダクト企画&グロースのサポートをしています。

3.副業PM②

前職の別部署の同僚(お姉様)と仲良くなり、彼女が転職先で執行取締役員になったのをきっかけに依頼をいただいてジョインしました。こちらは、企画を他社に持ち込んで企画&開発を行う方式なので、プロジェクト単位でお受けしています。

次の章では一つずつきっかけと仕事内容、所感を書いていきます。

1.PMアドバイザー

コンサル的なお仕事って、経験豊富な人がなるものだと思っていたのだけれど、若手PMにとってこれ以上ないいい経験になるので、張り切って詳細書きます。

PMアドバイザーの仕事を手に入れたきっかけ

端的にいうと、ビジネスマッチングアプリです。

たまたまマッチングした某スタートアップのCEOの方からPMを探していると相談がありました。

そもそもPMとは、という話を2年くらいしか経験がないペーペーなりに真剣に語った挙句の果てに、「何かお手伝いできることあればぜひー!」と売り込んだらお仕事もらえました。

ありがたや…!

(ちなみに、副業なのにポテンシャル採用?です。ご厚意に甘えてお仕事させてもらいながらめっちゃ頑張ってます。)

PMアドバイザーの仕事内容

簡単にいうとやってることは主に2つです。

1. 勉強会主催

毎週90分ほど、仕事終わりに勉強会をしています。
今までやってきたのは下記の通り

1. 開発チームを立ち上げる前に
2. 開発手法
3. マネジメント手法
4. デザイン思考ワークショップ
5. 仕様書
6. UXリサーチ(ユーザーインタビュー・ユーザビリティテスト)
7. toCプロダクト開発の心得
8. PdMとは
9. PdM採用のいろは など…

基本的に求められていることをヒアリングして一週間くらいでGoogle Slideをベースに利用資料作成して、勉強会を開催する流れでやってました。

2. 壁打ち相手

toCプロダクトを0→1開発するにあたって、絶対ぶち当たるのが「お客様のどの課題を解決するの」問題と「MVPとは?」問題。

社内での議論で煮詰まってしまった際に実際の会議に入って、考慮もれポイント(ペルソナは?ユーザーストーリーは?ユーザーの課題は?なぜそれを今解く必要があるのか?マーケット状況は?あるべき姿は?などなど)を指摘、一緒にプロダクトの方向性を決めることをやっていきました。

PMアドバイザーをやってみて

2ヶ月のスポットで対応していたので、両立は比較的簡単でした。
講義の内容も、自分の経験をもとに作成するので自分の思考整理にもなって、これ以上なく若手PMにとっては有意義な副業でした。

PM歴二年半の自分が人様に教えるなんて、と思いましたがかなり喜んでいただけたので結果お互いに有益な時間になったと思います。

こんな機会をくれた社長さんに感謝です。
(今は何の関係もありません。たまーにご飯行くくらいです。)

もしモビリティ事業に興味あるPMの方いらっしゃったら、お繋ぎすることはできるのでご連絡くださいませ〜!

2.副業PM①

副業PMの仕事を手に入れたきっかけ


たまたまPMコミュニティの中で、PM募集を見つけたので読んでみたところ「副業可」の文字を発見したので、お話を聞いてみることに。

toC プロダクトのプロダクトマネジメント経験があったこともあり、話がとんとん拍子に進んで面接に進むことに。

まあ、経験浅いし落ちるだろうけどもそれも経験だとダメもとで受けたら受かりました。理由としては、下記二点だったようです。(多分)

1. CtoCプロダクトの経験(今後作るプロダクトがCtoCなので、その知見が欲しい)
2. グローバル視点があること(今後のグローバル展開を視野に入れているため知見が欲しい)

創業以来フルリモートのソーシャルビジネス企業でした。
ソーシャルビジネスには関わったことがないので、別分野のビジネスモデルを見るのも面白そうだなと思って参画を決意。

副業PMの仕事内容

まず、専業じゃないので全てを一人でカバーするのは不可能です。
なので、他の副業PM二人と役割分担をしました。

  1. Project Manager:全体の取りまとめ(スケジュール&ステークホルダーマネジメント)、ミーティングファシリ、その他サポート

  2. Technical Product Manager:Workflame作成と簡単なアーキテクチャの設計、開発は委託してやっているのでその委託先とのコミュニケーション

  3. CSツールの設計と業務要件定義、グロースに必要なデータの定義(KPI設定)と取得依頼(簡単なデータ設計)

私は、3つ目を担当しました。
理由としてはtoC アプリ開発の現場に入っていった経験があるのは私のみだったので toCならではの部分を丸っとみることになった&一番稼働時間が少ないメンバーだったから短時間で個人で完結できるタスクだったためです。

副業PMの仕事をやってみて

ソーシャルグッドを実現するためには体力が必要!
でも事業会社にはなかった文化や価値観に触れられて楽しい。

ソーシャルビジネスあるあるなのかもしれませんが、抽象的概念と具体の話が行き来してなかなか話が一つにまとまらないので、議論が長くなる傾向にあります。

そのため、深夜まで議論が続いたり、オフサイトのようなもの(1日かけて議論して方向性を決める)などがあるので結構体力が必要になることがわかりました。

副業PM同士なので必然と稼働できるのが平日の夜遅い時間と祝休日になるので、ワーカホリックの方じゃないと厳しいかなと思います。

とはいえ、ベンチャーであること&新事業であることもあり、年齢や経験問わず自分の意見や考えが尊重される、自分の信じるやり方で物事を進められるので、良くも悪くも自主性が育ってきた気がします。(与えられる仕事ではなく、自分で先を読んで考えて物事を進めなければならない場面しかない。)

3.副業PM②

副業PMの仕事を手に入れたきっかけ

前職がfoodpandaだったのですが、日本撤退を受け社員なのに仕事がなくなったので、開き直って業務時間に就活しつつ、社内でお友達作りをしていました(だってそれもご縁だから…)

そこで仲良くなったAccount Managerが転職先で執行取締役員になり、そこの社長さんがPMを探しているという話を受けて、foodpandaで唯一の日本人PMだった私に白羽の矢が立ちました。

すでに彼女が社長さんにプレゼンしてくれていて、私の経歴(LinkedInに掲載しているもの)を共有してくれていたので、面接は特になく、一回CTOとCEOと顔合わせしてそのまま契約締結になりました。

副業PMの仕事内容

こちらは、企画を他社に持ち込んで企画&開発を行う方式なので、プロジェクト単位でお受けしています。

現在は顧客ヒアリングの段階なので、課題の特定と現状理解、目指す姿の定義を模索しながらやっているところです。

ちなみにこのプロジェクトも、今までにやったことがない分野なので学びが多く楽しみです。(レガシーな業界なのでどこまで新しい取り組みが受け入れられるのか、をみているところ。)

副業PMの仕事をやってみて

まだ始めたばかり(一ヶ月も経っていないの)で、よくわかりません。

後日、アップデートしようと思います。

最後に

思ったより長くなりましたが、もし副業してバリバリ経験を積みたい!普段関わることのない業界に触れてみたい!と思っている意欲高き若手PMの役に立てたのなら嬉しいです。

これからも時間を見つけてPMとして他の業界も、PMに関係ないお仕事も、色々挑戦してみたいと思っているので、何か面白そうなお話あったらぜひ聞かせてください!

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